残り続ける思い出


†妹にキャラデザノートを見せた所、「プルちゃんって可哀想」と言われました。

そんなに可哀想なキャラ設定にしたつもりはないのですが…
「なんで??」と聞いた所「王とクラナド死んでるから。お姉ちゃん酷い。プルちゃん、まだちっちゃいのに」

そう。キャラデザノートに、細々っと場面詰め込み画も書いてるからな。

確かに、プルも辛かったっちゃ辛かったかもしれないし、そういう「大好きな人の死に目」に二度も立ち会わせてしまった私は、極悪な紡ぎ手です。

が、プルの中には沢山の「思い出」が残っているのです。

以前、某方様がある楽曲のコメントしてた「走馬灯のようなものがず〜っと続いてる感じ」とありまして。

プルはそれに近いんです。
王の走馬灯の一部からプルの思い出。その思い出を胸にしてのクラナドと出会い、今度はクラナドの走馬灯の一部からプルの思い出…

プルが死なない限り、二人は「思い出」として鮮明に生きているんです。
そして、プルが生きている事により、王とクラナドの走馬灯もずっと続いてるんだと思います。

プルは当家で、精神面は一番強い子ですね。

…そこを上手く説明出来ない(というより、身内にオリキャラと言えど、精神面云々の話はあんまりしたくない)ので、「まぁ…プルは、世話好き予知者かその弟子が何かあったらしてくれるだろうし、ド天然魔王にも平気で会えるから、プルなりに楽しんでるんだよ」と言っておきましたが。

思い出は生き続ける…
プルの位置付けってこれですかね。


prev / next
[ back to top ]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -