猫宮殿の主、団長さん


†ネット記事を漁っていたら、「猫は飼い主の事を、育ち過ぎた大きな猫(若しくはそういう品種の猫)、でも敵じゃない。と思っているらしい」という記事を見つけ…
「まぁ…猫って飼い主と立場は対等ってよく言うしな〜」と、うちの猫ズを見ながら思った訳で。

まぁ…そんな記事を読んでおり、脳内で久し振りに3国王が動きました(笑)

【猫宮殿の主、団長さん】

ベルキス:猫は飼い主を大きな猫って思っているらしいわよ、ソロネ
ソロモン:まぁ…実際は分からないけど、「対等な立場」っていう点なら、合っていると思うよ??なんて言うか…気を使わない友達感覚かな
ヒラム:じゃあオジサンとにゃんこ達もお友達って事だな!!(猫耳猫しっぽ装備)
ソロ:………(頭を抱えて)
ベル:…。ヒラム、貴方国王って自覚は御有りかしら??
ヒラム:ある!!そしてソロモン家の猫もオジサンのお友達だっ!!(ドヤァ)
ベル:その顔で言う事!?
ソロ:……。本人達に聞いた方が良さそうだね。あ、君達ちょっと部屋の中に入っておいで(木から様子を伺っていた猫達に声掛けて)それと…アリエル
アリエル:はい(空間からこんにちは)
ソロ:ヒラムによく捕まっている黒猫をここに……
ヒラム:ん??それってコイツの事か??
黒猫:(わ〜んおうさまぁぁぁぁ)
ソロ:あぁ…また捕まってたんだ。じゃあアリエル、ごめんだけど、王宮外の飼い猫達が、自分の飼い主をどう思っているか、聞いてきてくれないかな??そうだなぁ……とりあえず、市場にいる子達だけでいいかな
アリ:はい。じゃあ行ってきます。あ…。ヒラム、猫達に干物をあげすぎないで下さいね。いくら味付けしていないからって、あげすぎは健康面でよくないんですから。分かりましたか??
ヒラム:…ごめんちゃい
アリ:…本当に分かっているのかしら…次やったら承知しませんからねっ!!(退室)
ベル:怒られたわね。あの子、動物関係の天使??
ソロ:そう。動物達の誕生と死を見届けてるって本人は言っていたよ
ベル:それを聞くと、本当に天使も多種多様ね
ソロ:まぁ…ミカエルなんて、あれで天使長だからね。と…。呼んでいてそのままにしていてごめんよ。君達にちょっと聞きたい事があったんだ。君達さ、僕を含めて、王宮にいる人達をどう思っているのかな??
サバ猫先生:…(どうって言われても…王様は人間と動物の王様だし…)
ソロ:動物の王様もしてるって思われてたんだ……
白子猫:(うん!!王様は猫の王様〜。あとね、キッチンにいる料理作る人は、摘まみ食い許してくれる人)
ソロ:待って!!猫達の摘まみ食い横行しているの!?
ベル:あら…衝撃的事実が発覚したみたいね
ヒラム:摘まみ食いならオジサンも普通にやってるぞ!!
ベル:ここにもダメな人間がいたわ……
子茶トラ:あとね、あとね、お洗濯してるお姉さん達は、遊んでくれる人!!
子靴下猫:ひなたぼっこしてたら、撫で撫でしてくれるの!!お母さんなの!!
ソロ:あ〜…成る程ね
ベル:何て言ってるの??
ソロ:あぁごめん。洗濯係の人間は、ひなたぼっこ中に撫でてくれるから母親みたいだって
ベル:彼女達も癒されてるわね
ソロ:だね。まぁ…それで癒されているなら良いのかな
ヒラム:で、黒猫君よ。君はオジサンをどう思っているのかね??ん〜??
黒猫:………(無言でソロモンを見て)
ソロ:ヒラムが君に何かしたら、僕が殴りつけるから心配せずに正直に言っていいよ
黒猫:(じゃ…じゃあ…。干物美味しいし、悪いオジサンじゃない。でも喋るとき顔面近いし、なんか迫力あって怖い…)
ソロ:…。干物は美味しいしけど、喋るときの距離が近すぎて怖いって
ヒラム:え〜…そりゃあ無いぜ黒猫君よぉ〜。オジサンと黒猫君の仲じゃあないかぁ〜(顔面近付けて)
黒猫:(わ〜ん)
ソロ:それが嫌だって言われているんだよ(黒猫を抱っこして撫で撫で)
黒猫:(う〜…)
ベル:でも、この子も本当に臆病ね。ちょっと可愛いわ(横からツンツン)
ソロ:此処まで臆病になったのはヒラムの所為だと思うけどね
ヒラム:なんで!!
ソロ:子供みたいに、猫を追い回していれば、怖がるよ。人間に例えるなら、市民が城の役人に追われているソレに近いと思うよ??
ヒラム:オジサンはダビデと一緒に、抜刀したルビーによく追い掛けられていたぞ(ドヤァ)
ソロ:……(あ〜頭いたい…)
ベル:だから威張る事??
アリ:ソロモン、戻りました
ソロ:お帰り。それで、なんて??
アリ:みんな、親みたいな存在って言ってました。美味しいしご飯もくれるし、安心して寝られると
ソロ:そっか。それはよかった
アリ:あと、ソロモンは猫の気持ちが分かる猫使いだそうです。キャットショーの猫達を見て、憧れる子猫もいました
ベル:猫使い…間違いじゃ無いわね
ソロ:そんな子猫もいるんだね。アリエル、有り難う
アリ:いえ。じゃあ私は、動物達のお世話の手伝いに戻りますね(退室)
ヒラム:いいなぁ〜。オジサンの所にも、あの天使来てくれないかなぁ〜
ソロ:行かせても良いけど…
ベル:片っ端からダメ出しくらいそうね
ソロ:それね
ヒラム:酷いっ!!

―――――――
†着地点は行方不明…(^^;)

まぁ…三代目国王宅は、猫が圧倒的に多いかと……
いや…王宮だし、遠出に必要とかで、馬とかもいるとは思うけれども…(^^;)

そして、天使や悪魔の名前呼んだだけで、ソロモン王の所に普通に来る様な気がしてます。
「一度正式に呼んだら、後は友達が家に遊びに来る感じ」で…

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