番外.夜桜で花見


─天使一行が去った後のマローズの街郊外、桜の木の下─

アナフィエル:親バカカイリエルらしくない〜
カイリエル:…なんでだよ…
アナ:だって、いつもシュナちゃんから離れないのになぁって。飲む時もわざわざ近くの部屋に移動する位なのに。
それに最近は、人間界にも一緒に来てるんでしょ??
カイ:あぁ。んで、ダムロの奴に自慢してやってる(かっかっ)
アナ:だから死ぬほど珍しいなぁって。置いてくるの。可哀想に、起きたら誰も居なくて泣いちゃうかもよ??
カイ:気持ち良く寝てる所を無理矢理起こして連れてくる方が可哀想だ。そして死ぬほどは大袈裟だ
アナ:だからあの5人から親バカ〜って言われるんだよ
カイ:うっせぇ…(アナフィエルにもウイスキーを渡して)
アナ:そういえば、昼間大変だったみたいだよ?ザドキエル達
カイ:あ〜。ビナー様から聞いた。だからオレはあいつらより時間ずらして夜に来たんだ
アナ:わからなくもないよ。僕だって面倒事ごめんだし。でも、ザドキエルも相変わらずだよねぇ〜
カイ:基本、楽しいか楽しくないかで動くからな。アイツは。んで、ゾフィエルが率先して便乗、ミカエル、カシエル、ラグエルって巻き込むからな
アナ:ホント、台風の目みたいな感じだよね。カイリエルに悪戯しかけるとか、命知らずなところもあるし、学習能力ないのかなぁ〜って思う。みんな(超笑顔)
カイ:……やっぱお前、敵に回したくねぇタイプだ…
アナ:お互い様ね。僕だってカイリエルは死んでも敵に回したくないタイプだもん。色々怖いし、野蛮だし
カイ:…一言以上多いぞ…お前…
アナ:(超笑顔)

〜夜桜で花見─END...〜

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