◆小噺置き場◆


お前が共に道を歩んでくれないというのなら
2012/03/21 13:25

BOUT91の砂柾決別の電話時の柾木の胸中を捏造妄想。
薄暗いです短いです、ご注意!




「俺は光嶺の砂原竜介…もうブレるわけにはいかねぇんだ」
「………」

ナンデダヨ。

ナンデダヨナンデダヨナンデナンダヨ。

「俺はそこまで割り切れてねぇ」

何でオメーはいつもいつもいつも俺と一緒に来てくれない?一緒の道を歩いてくれない?

「どっちを選ぶべきかはわかってるつもりだけどよ…」


ナンデダヨナンデダヨナンデナンデナンデナンデナンデナンデ!!!


「俺はもう…北条さんについた」

いつも勝手に考えて勝手に決めて、おまえの思考が…心が見えずに迷子になる。手探りしても目を凝らしても、離れていくおまえに追い付かない、追い付けない。


独りだ。

俺は…最初(はな)っから。



「じゃあな…砂原」



だから俺は別れを告げる。


ナンデダヨ。


永遠に消えない断腸の叫びと共に。







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