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 Witch Doctor 原田

今日は左之助くんの家で、ハロウィンパーティーをした。みんなで仮装して、闇鍋食べて。




本当はお付き合いしてる左之助くんと二人きりでもよかったんだけど、なんやかんやで大所帯になってしまった。




「ふぁーーーきもちいい!」




みんなが帰った後、慣れない窮屈な衣装に疲れた私は、左之助くん宅のお風呂をお借りすることにした。

身に纏っていた魔女の衣装を脱ぎ捨て、お風呂で身体をのばす。衣装のコルセット、あれはキツかった。

メイクもいつもより頑張ったけど、左之助くんにはどう見えただろうか。




「気分はどうだ?魔女さんよ。」




お風呂のドア越しに聞こえてきた左之助くんの声。突然のことに、思わずお風呂に沈没した。




「ちょっ、ちょっと!覗かないでよっ!」




「覗いてねぇよ。こっからじゃ何にも見えねぇ。」




恥ずかしさのあまり、身を沈める。

口から息を吐けば、お風呂の水面が泡立った。




「………いや、こっちは丸見えだな。」




「え、だから見ないでって!」




「お前、魔女の衣装の下にこんなエロい下着つけてどーすんだよ。」




しまった、衣装の下に下着を脱ぎっぱなしにしていた。しかもいつも、つけないようなやつ。




「さ、左之助くんの変態っ!」




何も抵抗できない状態に、さらに悔しさが増す。左之助くんの影が、私の身に纏っていたものを物色するように動いた。




「今夜はどんな魔法をかけてくれるのか、楽しみだぜ。」



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