さて、どうしようか


屯所に連れて行かれた後、茶髪に縄で縛られ部屋に押し込まれた。

そしていつのまにか眠ってしまったらしい。

身体のあちこちが痛い。顔に畳の痕ついてないかな?

そんなことを思っていたらふすまが開いた。

『…げ。』

立っていたのはあたしを縛った茶髪だった。

「げ、はないんじゃないの?それから早く起きてくれない?」

足の縄を解かれ立たされる。

「じゃあ、行くよ。」

『行くってどこに?地獄?』

「そうかもね。」

こいつ否定しなかったんだけどォォ!!

あたし死ぬの!?

「ここだよ。」

茶髪はそう言ってふすまを開けた。

中にいた奴らが一斉にこっちを見る。

『…入らなきゃだめデスカ。』

怖いよ!!全員殺気立ってるよ!!

「いいから早く入んなよ。」

『わっ…!』

中の奴らと関わりたくなくて入り口で立ち止まっていたら、茶髪に押された。


 



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