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右側。




ある日、大将があたしに言った。


「俺はともかく、他は右側だな。」


…なんの話?







「右側って?」

「キルロイとか」

「へ?」

「シノンとか」

「…???」


キルロイさんとかシノンさんが右側?
益々よくわかんないなぁ…。

「…通じないか。」

「ご、ごめん(?_?;」

「悪かった、言い直す。」

うんうん、なに?


「ネコだよな」

「Σわからないよ!!」


右側でネコ!?
ラグズ!!?


「…そうか」

「う、うん」

「受、だよな」

「うけ?」

「―――…」

「…通じないか」

「ご、ごめん(*_*;」

「いや…スレてないのはいいことだぞ。」

「そうなのかなぁ…」


バンッ


「ワユさんっ」

「あ、キルロイさん」

「どうしたんだ?」

「アイクに変なこと吹き込まれてませんか!?(アイク無視)」


変…って言われてもなぁ。よくわかんないだけだし…。


「だ、大丈夫だよ」

「よかった…(むぎゅー)

「えーと…///;」

「おい、喋っていいか」

「あ(まだいたんですか?的な顔で)どうぞ^^」

「とどのつまり…ワユ、お前が右側に来ることで唯一男としての面子が立つやつらがいるんだ。」


えぇえ!?(・・;)
あたしそこまで重要キャストだったの?


「だから…―――傍にいてやれ、ワユ」


「キルロイさんやシノンさんの?」

「僕としては前者だけで構いませんよ^^」

「〇〇ワユ、はよく見かけるが、キル〇〇は右側にお前しか入らないからな(多分)」

「『キルワユ』はその内Wikipediaに載るんじゃないかな」


それはないと思うよ!
よくわかんないけど


「それじゃ、俺は(空気読んで)セネリオとオセロやってくるな。」


バタン


「ワユさん―――…」

「わ、わっ!?(そういや近すぎる!!)」

「絶対居なくならないでくださいね」

「…?うん」

「ありがとう」


うあああああ(変な汗
キルロイさんの息が耳にかかるんですけどー!!


「あ、そうだ…折角の左側なんだから」

「えっ」


どさっ


「ちゃんと満喫するべきだよね、ワユさん?」

「あー…っと、なんであたしは倒(さ)れてるのかな?」

「右側だからかな」


………。
右側って。


「聖者がこんなことやって大丈夫なのかなー…」

「違うよワユさん、僕は聖者じゃなくて」


う!?
心を読まれた!

え、声にでてた?


「聖人(最上級クラス)だから」

「…(--;)」

「…ワユさん、」

「ん?」

「キスしていいかな?」

「(ぶっ;)な、ななな…っ」

「…ダメ?」


ぶふぉあっ!!!

至近距離×擦れ声×囁き

=破壊力∞


「み…っ」


右側って…大変だ……












ちょっ、ワユさん可愛すぎてむしろ自分が左側行(ry
あ、はい。調子乗ってすいません。
てか、ホントにシルヴァ様の書かれるキルワユは可愛すぎてきゅんです♪淡々としてるアイクも好きvvありがとうございました!