私が体を放り出した時

(幸せの在処、知りたいけど誰も教えてくれないの)

背中から落ちてく感覚。空が遠く遠く、太陽が眩しいの。
嗚呼だんだんと太陽が遠くなってきたわね。そろそろ底に打ち付けられるのね。

天使の羽がクッションになって、私を助けてくれたんなら、変われるのかしら。世界も変わるかしら。
でも、私知ってるの。このまま落ちたら、私に優しい世界が現れるって事。

幸せになりたいだけよ、ただ。

[ 4/28 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -