消えるつぶやき
溶かされるような黒を幾度となく愛おしく思ったのに、今になって嘘つきな私はその代償を払う。
ねぇ、あの白い腕は今どこにある?私を守りきれない、弱い腕。
本音を背に隠したままお終い。私のきれいな想いは消えなきゃいけない。
あの人のためなの、そう言い聞かせてズルをする。私はとんだ卑怯者。
それで良いから、早く全部を過去にさせて。今は時間だけが愛しい。
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