「ふぇっ.....」
とうとうでた涙。
止まることは無くて。 思考回路がほんのした自暴自棄。
怖いし、もう嫌だ。
「....家に返してぇ..ぅずび」
鼻水も出てきて、俺酷い顔なんだろうな、と頭の端で考えたが辞めた。
静かな部屋
何も言わない戌亥昶を不審に思って涙を流したまま見上げると顔を赤くしていて、瞳が熱を孕んでいた。
「はぁ....やべぇ」
近付いてきて、片方だけ手を繋がれた鎖を俺の頭の上に持っていって、カチリと言う音が聞こえた。
「手錠。暴れたらお前が傷つくからな」
俺が傷つくって何だよと、怖くなる。そのあとに股に感じた硬いモノ
「ひぃ、....ゃ」
押し付けられた股間。そこはギンギンに張っ ていてぐりぐりと俺の股で擦った。
「お前の泣き顔で勃った」
熱い吐息が俺の耳にかかった
可笑しい、おかしい。
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