夕暮れ追想曲 | ナノ
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縁達の休日

エン宅でゲームをすることになったよ!!

注意!
なんか若干腐のような流れ擬きになりますが、全くそんな事ないのでご安心を。ユカリがお馬鹿なだけ。







ユカリ「つー訳で!
やろうぜ! 巷で噂の乙ゲー!」

エン「……また、お前は仕方のねぇ事を思い付くな。
何、どんな訳」

「や、友達にススメられてさ〜」
「レオとレイを呼べよ。
何が悲しくて野郎と二人で乙ゲーをやんなきゃなんねぇんだよ殴るぞ」
「イタイイタイ蹴ってる蹴ってる!

だってー、エンちゃんとフツーにポケモンとか、スマブラとか、太達とか、ぷよぶよとかやったらぼろ負けするんだもん〜。

ので、今回はシュコーを変えて、
乙ゲー」
「無駄な努力を」



プレイする事になりました。

「いぇーーい!
“ドキドキッ! 学園王子様と貴女の魔法の日々!”」
「(やる気のないパチパチ)」

「お、名前入力!
なんて名前にするー?」
「何でも良い」

「じゃあ、エ、ン、と」
「前言撤回する。俺以外」


誰が悲しくて、赤の他人と恋愛をしなければいけないのか。

エンちゃん、それ言ったら乙ゲーの意味が。


「あー、じゃあ、レオとかレイにする?
Ragazza graziosa!(可愛い女の子!)」
「……お前、よく考えろよ?」
「え?」

「それ複雑じゃねぇか?」

「………。
……。…………。………………。
………………。

…………ドコのウマの骨とも分からん男のヒトとの、恋愛模様を見なければならない親の気持ちになりとても複雑でした」


やめよう。


「うーん、
RPGなら、俺はフツーにユカリ、て入れるんだけどなぁ」
「ゆかりでいいんじゃねぇの。女でいるだろ」
「………………まぁ、いっか!」
「(良いのか)」


主人公ちゃんは、ゆかりちゃんになりました。   
   

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