更新とか

雛菊サブ見出し

(´・ω・)

かんよう|デザートセット|わたあめ|もっと教えて

かんよう|番外編
 冬のある日、宮家の庭先にはたっぷりと雪が積もった。侑は午前中の部活を終えて、幼い頃から置いてある小さなベンチに座っていた。ベンチはとても低く、小さい。その証拠に、侑の膝が必要以上に曲がってしまっていた。侑はジャージにダウンを着込んで、マフラーをぐるぐる巻きにして、カイロも貼りまくって、ただただ目の前ではしゃぐ彼女を見守っていた。侑と同じような格好をした彼女はぺんぺん、と雪を叩いて、集めた雪を固めていた。彼女曰く、カマクラを作りたいそうだ。指先を赤くしたり、かじかませたりしたくない侑は参加せず彼女とお喋りの参加だ。
「この大きさでいいかなぁ」
「二人とも入れへんな」
「二人とも入れたら、私大工さんになれるよ」
「いや、なられへんと思う」
「冷静なツッコミ」
「寒さは人を冷静にさせるんや」
「たしかに」
 彼女は中学時代に買ったという防水の手袋をして、雪に向き合っていた。中学のスキー旅行のときに買ったらしい。同じ中学の二人なので、おそらく侑も買ってるはずだが、侑の手袋は部屋のタンスどこかで眠っている。侑はダウンのポケットに突っ込んだ両手で、カイロを握りしめた。目と鼻しか出していないのに、寒い。
「寒むないの?」
「寒いよ!すごく!」
 彼女はズズと鼻を啜って、元気に言葉を返した。そんな彼女に侑は眉を顰める。マフラーをぐるぐるに巻いて、着膨れしてる彼女。カマクラを作る顔は真剣。どうしようもなく可愛いと思った。けれども、体調を崩すのはよろしくない。シャリシャリと音が変わって、彼女は持参したスコップで穴を掘っていた。まるで、シャーベットをほぐすような音だった。
「なあ、今日めっちゃ可愛ない?」
「え、あつむくん?」
「ちゃう。ハニー」
「ワタクシ!?」
「そー自分やて。雪の中におるから、かなぁ」
「……侑くんって」
 彼女はまたまた持参したバボちゃんを、完成したカマクラに配置していた。バボちゃんめっちゃ寒そうやな。侑が彼女に視線を向けると、彼女は少しニヤニヤしていた。珍しく侑をこばかにした笑みだった。
「すぐ影響されるよね……まいりました、先輩呼んだばっかだもんねえ。
 雪の中でヒロインが可愛く、見えるって、ふふ、あった、フ」
「……俺が雰囲気に酔っとるって言いたいんやろ!」
 侑は勢いよく立って逃げようとする彼女をぎゅと抱き締めた。彼女はきゃーと子どものような声を出して、侑の腕の中でハシャいだ。ふたりの視線が自然に見つめ合って、ちゅ、とキスをする。冷たい唇と、熱い吐息。ふたりは熱い吐息に夢中になって、キスを繰り返した。ふと、彼女が途中で眉を顰める。
「うえ、なんか口に入った」
「……また雪降ってきたみたいやなぁ」
「すん、さむい」
 また鼻を啜っている彼女に侑はギュム、と抱き締め直した。まだ彼女が遊びたそうな様子だったから、念の為。彼女はまだバボちゃんとカマクラの写真を撮っていない!と侑に訴えようとしたとき、のんびりとした声が聞こえてきた。
「ハニー、ダーリンお汁粉出来たでぇ
「なんで治がダーリンって呼んでんねん」
「じゃあ、バカップル」
「まあ、それ、ならええわ」
「ええんか」
「バカップルはちょっとやだなぁ」
 今日もかんようカップルwith治は仲良しです!
 かんようヒロインのマイブーム:ハニーとダーリン呼び

デザートセット|番外編
「おさむくん、おはよぉ」
「おはよう、えらい眠そうやなぁ」
「うん、ちょっと寝れなくて」
 朝練を終えて、ある空き教室に向かえば、先に彼女が座っていた。机に伏せていた彼女が身体を起こすと、治はそんな彼女の頭を撫でて髪を整えてやった。そのまま彼女を抱き上げて、机の上に座らせた。こちらの方が身長差的に楽だった。治は彼女の背中に手を回して、カーディガンの下に潜り込ませる。ブラウス越しに彼女の背中を下からつぅーとなぞれば、指先に当たる感触があった。その感触に、今日も一日治の安堵は保たれる。
「今日もちゃんと付けとるな。えらいえらい」
「もう忘れる日がたまたまなんだよ」
「そのたまたまの日に、胸触られとる子は誰やろうなぁ?」
 笑顔で圧力をかけてくる治に、彼女は拗ねたように唇を尖らせた。
「私だって……触ってほしいのは治くん、だけって思ってる、し」
「……」
「きゃああ、学校では!だめ!」
 無言で自分に迫ってくる治の顔を両手で押さえて、彼女は身を守った。成功しなかった初体験を終えてから、治は彼女の許可がおりそうな気配を察知すると、すぐに彼女に触れてくるようになった。いや、以前とあまり変わらない気もする。ただ彼女の方が以前よりも、治のことを求めるようになったことは確かだった。治は彼女をぎゅ、と抱き締めて、グリグリと彼女の肩に顔を埋めた。
「はよ、……ん中いれたい」
「!」
 直球な言葉に、彼女は顔を真っ赤にして治を見つめる。治は子犬のような目つきで、彼女を見上げた。
「頑張って良い子にしてるから、またしような?」
「……も、もちろん」
 彼女の言葉に、治は甘えるフリをして、さり気なく彼女の胸に顔を埋めていた。
 ログインボーナスならぬ、ログイン治チェック(ちょっと何言ってるか分からないですね)

わたあめ|番外編
「信介くんねむたい」
「ちょっと寝るか?」
 北家にて、勉強会中だったが、彼女は堂々と申告してきた。北は彼女と過ごすようになって、気付いたことがある。彼女は恐らく人並みより、体力がない。少しでも運動をしたり、睡眠時間を削ったりすると、回復までに時間がかかる。そもそも、彼女は月に一度の月経の影響が身体に直結しているらしく、彼女の体調は周期でよく変化した。恐らく、今回も生理前の眠気だろう。確かに、彼女はぽやぽやしているが、彼女がこんなに船を漕いでいるところは授業でも見たことがない。
「うん、ごめんね」
「ええよ。ちょっと寝た方が頭もスッキリするやろ、こっちおいで」
「うん」
 彼女は北のそばへ寄っていくと、そのまま北の膝に頭を乗せる。元々北家に置かれているブランケットも、自ら被って彼女は目を閉じると、すぐに意識を手放した。北は猫を撫でるように、彼女の頭を撫でながら、勉強の続きを再開した。
 わたあめヒロインと北さんのガチの日常(ヤマもオチもなくてすみません)

もっと教えて|番外編
「りんちゃん」
「りんちゃん今日疲れてるから」
「そこをなんとか」
「やだ」
「お願い!この服に合わせたいの!おーねーがーい!」
 今日は珍しく角名の部活がない日だった。幼幼馴染兼恋人が角名の部屋に押しかけて、角名にヘアアイロンとコテを押し付けていた。ベッドで横になっていた角名はとても嫌そうに、スマホから視線をあげる。彼女はとてもオシャレをしていて、見るからにお出かけ前の格好だった。
「アイツに頼めばいいじゃん」
「妹ちゃん今日合宿で居ないって、りんちゃんが言ってたでしょ」
「あーそうだった気もする」
「ねえ、お願い!りんちゃん!時間ないんだよ!ねえ!」
「え
 角名は彼女に肩を揺らされながら、返事を濁した。角名は何事も人並みにできる器用タイプの人間だった。妹がヘアアレンジの練習をしているところを横で見ているだけで、実際にできたりする。角名曰く、なんとなくやったらできた、だとか。反対に、彼女はあまり得意ではないので、ヘアアレンジをするときは角名兄妹に頼んでいた。
「なんで今日はダメなの?いつもしてくれるじゃん」
 彼女の声がワントーン落ちたことに気付いて、角名はヤベ、と急いで身体を起こした。彼女はすっかりご機嫌斜めになっていた。
「だめ、じゃないよ、やるよ」
「……」
 拗ねた彼女はもういい!と部屋から出て行こうとする。そんな彼女を抱き締めて、角名は小さく呟いた。
「だって、出かける相手俺じゃない、じゃん」
「りんちゃん」
「それに、髪巻かなくても可愛いじゃん。ナンパされたら……相手の子も、女の子でしょ」
 彼女が振り返ると、申し訳なさそうに、でも心配そうな顔をした角名がいた。彼女は一瞬でご機嫌になって、角名に抱きついた。
「でも、髪は巻いて!可愛い格好で行きたいの」
「はいはい、なんかあったら、すぐ連絡してね」
「うん!」
 女の子に振り回される角名が好きです

2024.05.27 23:22

日記

最近お友達に「どんなキャラでも夢小説が書ける」って言うお言葉をいただいて、恐縮です!!!(歓喜!!!)って感じだったんですが、819はアカアシくん→くろおさん→時期を経て→きたさん(2017.12.09)→あつむ→いなりざき増えていくって感じで割といなりざき夢が少ないときに書き始めて(時間マウントやめろ)特にあつむは私の読みたいのコレじゃない!って書き始めた(あつむにブスって言われたり意地悪されたりおさむと仲良くなったら🏐邪魔すんなって言われたりした😢)→一周回って拙宅のあつむは珍しい方らしいと納得した→きたさんは泣いてる顔見て書かなきゃ📝って思ってわたあめが生まれました🍼→いなりざき→さちろー→こもりくんとなっていき、後から好きになる人いるかも!夢あれば喜んでもらえるかも!🎶🎶🎶いっぱい(当社比)書いた📝

読み返したい自分のために
読みたい自分のために

あるけど
私は自分のために頑張れないタチなので、夢ない😭😭😭ってなる人がいるかも😰😰😰書かなきゃ📝📝📝ってのが原動力だったなぁ

なんの話だ、、、
そうだ
色んなキャラ夢書いてるのは
最推しが定まらないっていう原因もあるのだが。夢ない😭って探して見つけた夢が、、、ン~!!!チガッ😭😭😭ってなったら、悲しいから、なるべくキャラのこと掘り下げるの頑張ってる🎶(当社比、正解はない、原作者しか分からない)

ヒロインの好みもあるだろうけど😂
(↑夢小説最大の壁)
本当に読んでる人が
ストレスなく読めるもの
になるように🚨って昔は意識してたなぁ(今は文章の組み立て方忘れた🥵趣味なのに他人意識するの良くないなって分かってるんだけど😢
同じキャラ好きな人が喜んでくれたらいいなぁ(ストレスなく読めたらいいなぁ)って考えて書くと、やっぱりキャラのこと考えるから、自然に結果深掘りになる気がする📝(書けてるかじゃない。気持ちの話だ

2024.05.22 23:38

◇忘れないように
@いいずなさんすけべ (短編の続き)
Aめいあんさんすけべ(リクエスト)
Bうんなんくん完結
Cきりしまくん完結
Dふくろーさんすけべ(再チャレンジ)
Eフロnot監(結婚、社会人、子育て)(おまけ部屋に入れる)
Fフロnot監別連載
Gイデノット監別連載

2024.03.08 00:41

書けない( ; ; )

★雛菊のイベント歴
2022年1月5月12月
2023年2月5月6月10月
2024年2月

2022年1月からノンストップで来たせいか書くことが難しい、、、_:(´`」 ∠):
拍手パチパチもらっているのに需要に応えられない管理人で本当すみませんって気持ち_:(´`」 ∠):
年々書くの下手になってるし面白いのかどうか分からない(´・_・`)
リクエスト系、角名の夢本ラストは今年中に書き切りたいけど_:(´`」 ∠):

ご慈悲あったら夢本でも過去作でもプラスでも感想欲しい(言いよった!)
特に夢本の書き下ろしは支部、Twitter、サイトと違って反応が見えないから
気になる_:(´`」 ∠):
タイトル名+読んだええやん!とか嬉しい、、、定型分でいい、、
読んでくれてる上にさらに求めるなんて本当は良くないし_:(´`」 ∠):
図々しい書き手でごめん_:(´`」 ∠):
また読んだら感想送ります!って言われると永遠に待ってる
怪盗神風ジャンヌみたいに毎日待ってる(オモイ!)

2024.03.06 16:20

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