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アイツから貰った花をただ眺めていた。
俺にしちゃ珍しく1日で枯らしてないのだ。
「…はぁ」
デキてたらどうしようか…。その思いで告白するか否かが揺れる。
そんな時だった。部屋の扉がノックされる音が聞こえたのは。
「…どーぞ」
『失礼しまーす…お、珍しー。片付いてる』
「ナマエ!?」
『へっ? …なんか、悪いことした?』
ナマエは驚いたように目を見開いた。
シャチは困ったように首を横に振る。
「何しに来たんだよ?」
『え、あー…うん』
ナマエの適当な返事に、シャチは思いをいけない方へと向ける。
ペンとの恋人報告だったらどうしよう…。あー、俺の恋も終わりじゃん…。
そう思って大きな溜息をつけばナマエはビクッと肩を揺らす。
『だ、大丈夫…?』
「んー…多分」
『そっか。ならいいんだけど…』
「で、何の用?」
シャチの言葉にナマエは言いづらそうに視線を花へとやった。
『あの、さ…シャチくんて…』
「うん…」
『好きな人…てボア・ハンコック…?』
「…は?」
ナマエの口から出た言葉に、シャチは呆けた言葉を発した。
「や、海賊女帝は好きだけど…そう言う好きじゃねぇよ?」
『そ、なんだ…』
「…お前さ、ペンギンと、できてんの?」
『…はぁ!?』
違うと言って安心しきったナマエに、今度はシャチが質問する。
そうすれば、ナマエが驚きにも似た表情でシャチを見た。
『そんな訳ないよ…ペンさんは兄さんみたいなもんだし…それに』
「それに…?」
『好きな人…』
そこで一度言葉を切り、シャチを見たナマエ。
言おうか言わないか悩んだナマエだが、此処までくれば引き返せなかった。
『シャチくん…だし』
顔を真っ赤にして言ったナマエに、今度はシャチが顔を赤くした。
ナマエはまずいと思って「ごめん」と言って部屋を出ようとする。
シャチは慌ててそれを止めた。
「待てよ! 俺、まだ返事してねぇ」
『………』
「俺も、ナマエの事好き」
『っ…』
その言葉に益々顔を赤くさせるナマエ。
シャチはそれをみて満足そうに笑ったのだ。
探りあい告白(結局両思いだったって話)
あとがき。
…はい、無事に「キャスくんと私。」もとい「シャチくんと狙撃手ちゃん」完結しました。
そして最初に謝ります。
駄文ですみません。上手く纏まってなくてスミマセン。
シャチというキャラは、キャラが定まってないので分からなかったです。
それよかペンギンも難しかった…;;
そしてベポとローはほんの少ししか出て来てなくて…もっと出したかった。
最後はああするつもりはなかったです。
流れでこうなりました。
急いでたので文も乱雑になり…本当にごめんなさい。
次書く話ではちゃんと書きます。
急いでても書きます。本当にすみませんでした。
そして、読んで下さった皆さま。
こんな駄文に付き合って頂き本当に有難う御座いました。
次回こそは皆様の期待に添えるよう、頑張ります。
100812 完結