想造詩

想いを造る脳語り(フィクション)には温度がない

冷た過ぎて現実か現実逃避かと勘違いする

頭の中を探っても真実は見えない

創り演じた外見は心が剥ける気がする



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空想詩

123
黒から学ぶ闇は
素敵に見えて錯覚だとも思えた
白から学ぶ眩しさは
あの日の現実に染まったままだった
赤から学ぶ喜びは
時として狂気でもあり闇だと知つた
ピンクから学ぶ孤独は
自分から消し去る事にして完結した
青から学ぶ妥協は
意外にも簡単に受け入れて単純だった
色はカラフルになるけれど暗い方が好きだ
だからか黄色に学びを得る事が未だにない




122
生きる事が義務でもない
生きてくれと頼まれる事でもない
生きる事が意味でもない
生きようとする意志でもない
生きる事が全てでもない
生きたくない甘えが良い訳でもない
生きる事が大事でもない
生きたい気持ちを起こす事でもない
生きる事が得でもない
生きなくても意外に損でもない
生きる事が難しい理由(ワケ)でもない
生きない事はそんなに簡単でもない
生きる事を考えたくない訳でもない
生きているから言葉にする訳でもでもない




121
生きる為には今日があり
明日は時間と共にやってくる
生きる為には壁があり
無理を心が理解している
生きる為には試練があり
良きせぬ時に負わされ潰される
生きる為には自己嫌悪があり
見失わないように正される
自分の為に生きている今日も
明日を繋ぐ為にあり
他人の為に生きている今日も
明日を穏便に過ごす為にあり
その為に今日を過ごし
明日へ繋ぐ我慢となっている




120
心は針で埋め尽くされている
息を吐く度に深く刺さる針は
吸う度に刺さり血反吐が出そう
日常は毎日繰り返されては
針は底まで突いて苦しい気がする
涙に救われる事はないと知っても
やられ続けて逝く身を救えない
手を差し伸べられた喜びは
傷がなければ生まれないと知った
心の針に寂しさを呼び起こされては
自分のやる事に納得できなかった
不甲斐なさは痛みとなっていて
何もかもが針となって刺さっていた
感謝はきっと謝罪のようになっていて
自分を無意識に下げずんでいては
痛みを増やしているかも知れない




119
大量に排出した闇臭を溜めた都会に
憧ればかり足を突っ込んで高ぶっている
故郷に流してきたつもりの過去が染み付いて
何となくのお試し期間で曖昧な知識は増え
間違った色に染まろうと必死になっている
見失っていく心は誘惑に葛藤できない
真っ更な視野に正しさを指摘できはしない
差し伸べられた現状に無理を敷いていても
訳の分からないまま従ってみている




118
生きていられないかは僕が決めるのです
貴方が左右して人生に責任持てますか
止めてとお願いもしてないのに泣いて
貴方の熱弁は正しいとは限らないのです
優しさを求めた僕も情けなくて痛いのです
貴方の優しさに現実逃避してしまうのです
僕の気持ちを尊重してもらえませんか
都合の悪さに気持ちが余計に高ぶりるのです
僕の心の都合を変えようとするのは自由です
貴方が変えた人生に未来を託せますか
神や仏でもない言葉が偽善者感しか与えない
貴方の気持ちは僕に意味は生まれるのですか
優しさを無下にしたとか結局は余計なお世話でしょう




117
他人に左右され乱れ逝く伝播
色んな回線に刺激され捻れて逝く

自分にはどの道が正しいのだろうか
愛想笑いを何故しているのだろう

他人に操作され乱れ逝く回線
伝播が心を逸らされ歪んで逝く

自分にはどのが正しいのだろうか
苛々隠しを何故させられているのだろう


制禦(セイギョ)出来ない動線に動かされて逝く




116
無駄な自分はいないと思うほど
その思いこそ無駄に感じてしまう
そこまで自分は悪くないだろうに
何をしても悪いヤツに勝手に感じて
情けなさで哀しくて呆れてしまう
苛々する事もない場面でも感情は荒れ
我慢さえできなくなって苛々を散らす
優しさは人の我儘で理解が変わって
その思いは優しさを受け入れてくれず
頑張っているのは共感されていれば
共感がなければ迷惑をかけているだけ
こればかりはどうしたらベストかなんて
他人の頭の中が読めない自分には解らない
感情とは時として難しい凶器みたいだ




115(連鎖編(第4))
アクビをかいては眠る気が起きず時刻を確認してはDVDの光を利用してアナログなイラストを描き暗闇から日が差しはじめ怠くてかったるくベッドに潜り込みイヤホンで爆音を流し破れそうな鼓膜の中で目を閉じて文句を呟いたり後悔した気分になりそうだったり駄目だと理解しながら頭が破裂しそうでも構わないと自ら悪夢を作ろうとしながら瞳は旅立っていき皮膚を掻きむしりながら別世界は残酷で抜け道が見つからずさ迷い呻きながら目覚めた頃には疲労困憊な汗に塗れ溺れたように息を切らし咳き込みながら病んでいると思い込んでしまう行動を自ら重ねただのダラケたいだけの言い訳を作っているという情けない自分を駄目だと知りながら直す気など面倒で仕方ないだけで起きないと言うよりは起こさない



114
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い…

頭や身体や脳や心や趣味さえも
自分自身全てが痛い

痛い傷さえ付けて
お前はそこまで痛いのか




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