\もしも七武海が教師になったら/
2015/12/06 19:32

*クロコダイル先生

「うおおお分かんねえええええ」
「何唸ってんだてめェは。」
「あっ、ワニ先生!」
「すまん聞き取れなかったからもう1度頼む。」
「私が悪かったんでその拳を引っ込めていただけないでしょうかクロコダイル先生!」
「ふん…で?何が分かんねェんだ。」
「え、やだ言いたくない。」
「言え、頭潰すぞ。」
「政経です!」
「良い度胸してんじゃねェか。」
「だから言いたくなかったんですううう!!」
「てめェ寝てんじゃねェだろうな。」
「寝てませんよ!いつだってバッチリお目めぱっちり!」
「…そういやお前、小テスト毎回平均点ギリギリだな。」
「うう…そうなんです、でもそれでもまだマシな方なんですよ…。」
「他の教科は出来るのに政経だけ、か…お前俺のことが嫌いなのか?」
「なっ!何でそうなるんですか!んな訳ないでしょうむしろ好き大好き!結婚しぶっ、」
「冗談だからそれ以上言うな。」
「先生JKの顔潰さないでください…。」
「…たく、仕方ねェ。」
「へ?」
「この俺が担当する教科で赤点なんざ取られたら、あのフラミンゴ野郎に笑われるからな。」
「クロコダイル先生…!!」
「テスト当日まで放課後残ってろ、マンツーマンでみっちり復習させてやる。」
「そっちの方が嫌だあああああ」

後日、政経は学年トップ。
クロコダイル先生からご褒美にジュースとコンビニのケーキを買ってもらいました。





*ドフラミンゴ先生

「フッフッフ!随分と熱心にやってんなァ。」
「うわっビックリした…急に出てこないでくださいよ。」
「何やってんだ?」
「物理です。スパンダム先生の説明だと聞いててもよく分かんなくて…」
「ああ、なら教えてやろうか。」
「先生分かるんですか?担当教科は数学じゃ…」
「フフフフフ!安心しろ、こう見えても理系教科全般は得意だぜ。いいか…」

「…なるほど、よく分かりました!」
「フッフフフ!そりゃあ良かった。」
「スパンダム先生もドフラミンゴ先生を見習って欲しいです。むしろ代わってください。」
「あいつだって頑張ってんだろ、そう言うな。」
「だってドフラミンゴ先生みたいに具体的に言ってくれないんですもん。ここがこーなってあーなって、みたいな説明ですよ?分かる訳ないっつーの。」
「俺の方がベテランだからな、経験を積んでねェ内は誰だって下手くそだ。」
「ふーん…そんなもんですか?」
「それに教師とはいえ、人前に立って授業すんのは何年経っても緊張するもんだ。俺だってそうさ。」
「…想像出来ませんねー。」
「フッフッフフフフ!常にスマイルで隠してるからな、分からねェように。」
「とにかくありがとうございました。これでテストは安心です。」
「じゃあ教えてやったからお礼くれよ。」
「生徒からたかるんですか?」
「…フッフフフフフフ!そう言われちゃあ弱ェなァ。」
「仕方ないですね、とても助かったので私の出来る範囲であればお礼させてもらいます。何か欲しいものとかありますか?」
「そうだな……お前でいい。」
「……………ん?」
「テストが終わったら職員室に来いよ。」
「んん?」
「じゃあな、待ってるぜ。フフフフフフ!」
「えっ、ちょ、どゆこと!?先生ー!?」

とりあえずテスト終わった後にクッキー(手作り)をあげたら『今はこれで我慢してやる』と言われました。





*ミホーク先生

「……………。」
「………寝るな愚か者。」
「いってェ!!」
「貴様、自分の立場を理解しているのか?」
「うるさいなー…大体何で私だけ!?」
「貴様が赤点の常連だからだろう。」
「ルフィは!?」
「麦わらは前回赤点回避し、提出物も出した。よって補習はナシだ。」
「くっ…ルフィのくせに…!」
「大体何故こんな問題が解けない、覚えるだけだろう。」
「うるせえヒゲ!カタカナの人名が多いのが悪い!覚え辛いわ!」
「極めて容易な教科だろうが…全く何故貴様はこれ程までに出来が悪いのか。」
「教える人に問題がいだだだだだ!!」
「今度言ったら叩き割るからな。」
「頭!?頭を叩き割るの!?教師としてどうなんだその発言!!」
「うるさい黙ってやれ。出来ない奴は他の生徒よりも倍の時間をかけねば追いつかないだろうからな。」
「くっそ…見てろよ!絶対今回のテストで見返してやるからな!!」

後日
点数→92点
「はっはっは!見たかミホーク!!」
「……………。」
「だーれが出来ない奴だ!この点数見ても言えんのか!?ああん!?」
「……………。」
「驚きで声も出な「よく頑張ったな。」………は、」
「やれば出来るじゃないか。」
「え、」
「次回もこの調子で頑張るように。」(頭ポンポン)
「……………!!!!!(赤面)」

ミホークは天然タラシ



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