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付き合ってた頃は 私の家でのデートが多かったのもあり、
スンギ君は勝手知ったる家と、コーヒーを入れてくれた


スンギ「マキちゃんは、今日はミルクたっぷりのカフェオレね。」

マキ「ありがとう…」


付き合ってた頃と同じように座る、私達

スンギ君の肩に頭を乗せて、テレビを見るのも、あの頃と同じ


スンギ「明日は?」

マキ「…夕方から歌番組に出る。」

スンギ「泣きすぎて、目が腫れちゃったね。カフェオレを飲み終わったら、寝よう?眠れるまで、手を繋いであげるから…」

マキ「うん、ありがとう。泣きすぎたからかな、なんだか眠くなってきたかも…」


ベッドに入って、スンギ君に手を繋いでもらっている内に、気付いたら眠っていた。







―翌朝―


マキ「…え、何で…?」

スンギ「…起きた?おはよう。」

マキ「あ、おはよう。……ね、スンギ君。私達、もしかして…?」

スンギ「えぇ〜覚えてないの?!
うわぁ、ショック!マキちゃん初めてだって言うから、かなり優しくしたのに…」


嘘…私、スンギ君と一線を越えたの…?


スンギ「じゃあ、復縁するって話も覚えてない?」


覚えて、ない…

‐4‐


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