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マキ「母さんは、ヨンウンが私を好きだって、知ってたの?」


母「当たり前じゃない。ヨンウン君が、初めて家に来た時から、ヨンウン君の気持ちを知ってたわよ。13歳からマキ一筋なんて、女冥利に尽きるわね♪
…なのにマキは、女の子にルーズなジョンス君に、夢中なんだもの。ガッカリしたのよ。変な所ばかり母さんに似るんだから…」



母さんが、ジョンスを好きな事を知ってたなんて(///ω///)♪



母「マキも32歳になるんだから、早くお嫁にいってね。母さん、可愛い孫を早く抱きたいわ〜♪」


カンイン「マキの誕生日に、デートをしたいのですが、構いませんか?」


母「いいわよ。…そうだ!デートの最後に、○×グランドホテルに泊まって来なさいよ。ウチのホテルの中で、あそこのスィート・ルームが一番夜景が綺麗だから、ロマンチックな夜になるわよ♪」



…孫、目当てでしょ?






母さんから、交際と誕生日デートの許可を貰ったヨンウンは、誕生日翌日のスケジュールを調整する為に、意気揚々と帰って行った…



マキ「ねぇ、母さん。ヨンウンとの交際を'勝手に'許可したけど、お見合い話はどうするの?」



あちらは、乗り気だって言ってたよね?



母「あんな話、とっくに断ったわ!誰が好き好んで、ハゲ・チビ・根性悪に、可愛い娘を嫁がせるのよ。」


マキ「だって、取引先だから断れないって…嘘だったの!?」


母「断れない、とは言ってないわよ?断ったら、ウルサイんだろうなぁ〜って、言ったの。」



そんな軽い口調じゃなかった!

はぁ〜、私もヨンウンも、母さんに騙されたのね…



母「そんな事より、当日は会社を休んで、エステに行きなさいよ。予約しておいてあげるから〜♪」


マキ「母さんっ!!」





母さんがそんな事を言うから、今から緊張しちゃうじゃない…(照)



はっ!!
何で、ヨンウン相手に、照れなくちゃいけないのよ
ヨンウンは、弟なのよ

ずっと、弟だったじゃない
今更、男として見ろだなんて無理よ…

‐8‐


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