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〜誕生日当日〜
カンイン「マキ!遅くなって、ごめん。待ったか?」
マキ「ううん。10分しか遅れてないじゃない。謝らなくても…」
って、これじゃあ 恋人みたいな会話じゃない(-"-;)
カンイン「予約した店に行く前に、服を着替えよう…ドレス・コードがあるんだ。」
マキ「ドレス・コード?…そんなに、高い店を予約したの?」
カンイン「マキが言ったんだぞ?『お洒落するから、高い店にしてね』って。」
マキ「それは…」
冗談だったのに…
カンイン「好きなブランドは?…そういえば、財閥令嬢の割に、いつも着てる服が…」
マキ「好きなブランドなんて、ないわ。それに、私は好きで財閥令嬢になった訳じゃないのを、知ってるでしょ?」
皆、口を揃えて『お金持ちで羨ましい』って言うけど、
お金はあったら あったで、苦労する事だってあるんだから(怒)
カンイン「マキ。」
私の場合、中途半端な歳からマナーを学んだから、立ち振舞いを習得するまで、大変だったし、
カンイン「マキっ。」
日本語・ハングルは話せるからと、英語(アメリカ&イギリス)・フランス語・中国語を勉強しなくちゃいけないし
カンイン「マキっ!!」
マキ「何よ、耳許でうるさいわね。」(;`皿´)
カンイン「さっ・き・か・ら、ずっと呼んでたよ。」(-_-#)
…そうだったの?
考え事してたから、聞こえなかった…
マキ「それで、何?」
カンイン「たくっ…どこで、服を買うんだ?」
マキ「…買わない。家に戻って、着替えてくる。」
カンイン「…せっかくの誕生日なんだから、ドレスくらいプレゼントさせてくれよ。」
そうは言っても、食事を奢ってもらう上に、ドレスまでは…
チラッ(¬з¬)
マキ「あっ、あそこ。あそこのお店で買いましょう。」
確か、あそこは、大学時代の同級生が出したお店だったはず
数年前に葉書を貰って、まだ2回しか行けてなかったから、ちょうど良かった
…同級生の店だから、ヨンウンが行っても、秘密にしてくれるだろうし
マキ「友達のお店なの♪」
カンイン「そうなのか。」(^_^)
…何で笑ってるの?
‐9‐
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