僕side
―キキー
―ドンッ
うそ〜ん(>_<)
目が覚めると、そこは消毒薬の匂いのする、病院のベッドの上だった…
マキ「…あれ?何で…?」
デビューが決まったのを、早くバイト先に報告したいからって、走って向かってたはず…
…あぁ、交差点で信号無視した車に跳ねられたんだっけ
―ガラッ
看護師「ん?…えっ!?キムさんっ!!め、目が覚めたんですか!?…いま、先生を呼んで来ます!」
マキ「あっ…」
って、返事をする前に出て行っちゃった…
病院で走ったら、ダメなんですよ〜
目が覚めた時のダルさはあるが、ドコも痛くないし、体を起こそう…
ちょっとお腹が、空いたし(笑)
マキ「って、ええっ?!」
何だ、こりゃあー!!(驚)
手足、細っ!!
身体も、骨が分かるぐらい細いな…
ヒョロヒョロじゃないかっ!
え〜、何で??
―コンコン、ガラッ
医師「おぉ、マキ君!!やっと、お目覚めかい?」
はぁ?…やっと?
医師「マキ君は、事故の後2年弱 眠っていたんだ。」
に、2年間も!?
マキ「…ハッ!デビューは!?」
医師「…残念だけど、マキ君抜きでデビューしたみたいだね…」
良かった…ホッ
僕の事故のせいで、デビューが延びたら申し訳ないもんな…
マキ「あの、人気は、どうですか?」
医師「ん〜、あるんじゃないかな?僕はそういう事に疎くてね(苦笑)」
人気があるのか♪
皆、頑張ったんだな〜
医師「それで、事故の怪我は…、左腕の骨折と頭部の強打だが、寝てる間に骨は完治した。これから、無くなった筋力を戻す為に、リハビリを頑張ろうね!」
マキ「はい!!」
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