キュヒョンside
俺は、マキヒョンが大嫌いだ…
それは、俺の加入が決定した時から、メンバーの大半に
『マキの代わりなんて、いらないんだよ!』
と、存在自体を否定されるから…
マキヒョンの事は、練習生の中でも有名だから、存在は、知っていた
歌もダンスも上手くて、性格さえも良かったから、かなりの人気者…
親しくなかったし、クラスも違うから、一方的に憧れてた
デビューが決まった当日に、交通事故に遭って、
『なんて不運な人なんだろう…死なないで欲しい…』
と、心から思えた
俺のSUPER JUNIORの加入が決まるまではね…
マキヒョンが退院して、宿舎のリビングで遭遇
マキ「すまない!m(_ _)m…僕のせいで、加入時にメンバーから色々やられたんだろ?本当に申し訳ない!」
正直、マキヒョンは何様のつもりなのかと、この謝罪で思った
ヒチョル「マキっ!…お前は、マキに何をやらせてるんだ!(怒)」
俺のせい?(苦笑)
この人が勝手に土下座をしても、俺のせい…
マキ「ヒチョルヒョンは、黙ってて!…ギュヒョナの部屋はどこだ?二人きりで話したい。」
ギュ「…俺に部屋なんて、ありませんよ。毎日、タライ回しにされてる(苦笑)」
知っていて、言ってるのか?
良い性格してるよ…
マキ「何だって!!…たらい、回し…?…どういう事?
ジョンスヒョンっ!部屋割りは!!」
えっ、本当に知らないのか?
イトゥク「…マキ。お前が戻ったんだ、コイツの事なんて…」
マキ「コイツ?!…コイツって、誰の事だよっ!…僕は、メンバーにならない…さよなら。」
―ガシッ
ヒチョル「どこに行くつもりだ。」
マキ「ヒチョルヒョン、【タライ回し】にされた者の気持ちが、ヒョンには理解出来ない?(哀)…僕は、ヒチョルヒョンと一緒に居たくない…手を、離してくれませんか?…キムさん。」
どういう意味…?
‐10‐
←†top†→
SUPER JUNIOR