「・・・ナルト。終わった・・・?」
「おー、ロクかってば・・・こっちはすんげー疲れたってば・・・」
以外にもぴかぴかな男子クラスにびっくりした。
「全くー・・・イルカ先生にも困ったもんだってばよぉ・・・」
「・・・・そのわりには・・・きちんと、やってるんだね・・・・」
ちょっとお待ちを。
・・・・これ、この出来上がり・・・私と比べたら月とスッポンだ・・・。
ナルトも面倒くさがっていたはずなのになぁ・・・。
そのことを言うと、ナルトはへへ、と笑うだけで。
「おー、二人とも終わったのか」
「「イルカ先生」」
ふいに、かかってきた声。そこにはイルカ先生の姿。
「へへっ!イルカ先生見てくれってば、俺頑張った!!」
「どれどれ・・・・お!!こりゃすごいぴかぴかじゃないか、よくやったな」
「えっへん!どんなもんだってば!」
「・・・・・私については・・・あんまり、言及しないで・・・・下さい」
「・・・・お前なぁ・・・・」
ぷーい、と思い切り視線を逸らした・・・。
「ナルトより面倒くさがってどうすんだ・・・・女子だろう、一応・・」
「・・いいです・・・・掃除出来る人、雇えばいい・・話です・・・」
「そういう問題じゃないぞ・・」
ま、それはともかく・・・と、イルカ先生が私とナルトを交互に見つめた。
「お疲れ様。もう、残ってるのはお前達だけだからな・・・・送ってってやるよ」
「ねー!!ねー!!イルカ先生ー!!」
ナルトがイルカ先生に元気に飛びついた。
イルカ先生は苦笑しながらその頭を撫でる。
「はいはい、約束だったな。一楽のラーメン、きちんと掃除出来たご褒美だ」
「やったー!!」
成程。
ナルトがあんなに頑張っていたのは、イルカ先生と約束をしたいたからか。
「ついでだ、ロクも一緒に食べてくか?」
「・・・私は・・」
「一緒に行こうってば!人が多い方がもっとおいしいってばよ!」
「・・・・じゃ・・・ご馳走になります・・・・」
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