「ひゃーっ・・すごくエライ身分になっちまったみたいだな!」
「でもとにかく、これで受験の心配なくなったわ!じゃあ、あたし達ひとまずこれで帰るから!鬼宿のことよろしく!」
「?何を申す。そなたはたった今・・」
「え・・・だって、あたし達学校あるし・・・」
・・・あれ?何だ、本が落ちてるぞ・・
「「え?」」
なんだ・・・ここのドアどうやら鍵が壊れてるぞ・・何だこの本・・
(頭の中で・・・声がする?)
「本の外から聞こえてんのか!?」
「司書さん・・!?・・・まさか・・・待ってよ、本閉じないでよ!」
「閉じられたら帰れなくなるぞ!?」
「お願い、閉じないでーーっ!!」
パタン・・・・
・・・・さて、帰るか・・・・
明日にでも鍵直すか・・・誰も入れないようにな・・
「う・・・・」
「うそ・・・・」
「出入り口・・・閉められた・・・・」
「本の中から・・・・出られなくなっちゃった・・・!」
どーすんだ俺達ーーーっ!!!
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