おまけ [ 131/188 ]
※ 航からのオーケーサインが出るまでの流れ
【 1日目 】
「航くん、そういやえっちしたのっていつだっけ。」
「ん?…あー、体育祭の前くらい?」
「いやもっと前だから。」
「あ、そだっけ?」
それがなに?と言いたげな航の様子に、俺は一人もやもやとした気分になる。随分経ってるんだけどなぁ…。
できれば航から誘ってくれるの待ってたんだけど。航は性欲があまり無いようだ。
「あ!やっべ、宿題忘れてた!」
……とりあえず今日は無理そうだ。
【 2日目 】
「航くーん…宿題終わった?」
「うんバッチリ。予習もバッチリ。」
「おっ、航くんえらい。」
俺はにっこり笑って航の身体に背後から腕を回した。すると、「ん?」と振り向いてくる航。
もっと密着してにっこり笑っていると、航は「あ、」と声を上げた。
「……誘ってやがるな?」
「うん。航くんえっちしよ?」
「明日体育あるからやらん!!」
「……チッ。」
「あっ!てめ!舌打ちしたな!?」
「気のせいだろ。」
チッ。
【 3日目 】
「航くん宿題と予習終わった?」
「うん、あとこれやったら終わり。」
「よしよし。明日体育は?」
「ん?明日はねえよ?」
「ふうん、そうなんだ。」
にっこり笑って俺は航の身体をよいしょ、と抱っこし、ベッドに運んだ。
「は!?なに!!」
「もうね、俺ほんと限界。」
「なにが!!!」
「すげえ我慢したと思う。」
「うわっ!待て待て!」
ドサッと航の身体を押し倒し、チュッと唇に口付けた。
「絶対航も溜まってんだろ。」
「たっ!溜まってない…!こともないけど…!待て待て待て!」
航の股間を掴んだ俺に、航は焦りを見せながら後ずさった。
「……航、…嫌?」
「嫌じゃねえけど…!緊張するから!」
「大丈夫、ちゃんと気持ちよくしてあげるから。」
「……ゆっくりしてくれる?」
「うん、優しくするよ?」
「激しくしちゃ、嫌だからな…?」
「うん、激しくしない。」
「……じゃあ、…いいよ。」
ようやく頷いてくれた航に、俺はにっこり笑って、高まる気分で、航の衣類を脱がしにかかった。
「待て待て待て!絶対激しくやんなよな!?」
「うん、分かってる。」
「お前絶対分かってねえだろ!!!」
素早く航の衣類を脱がせた俺に、航は恥ずかしそうに縮こまりながら、航はキッと可愛く俺のことを睨みつけていた。
おまけ、お・わ・り
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