茶番劇2 [ 47/163 ]
「えー、お待たせいたしました。航くんが矢田先輩に愛という名のムチを受けたところで、アンケート結果発表を再開したいと思います。」
「おい晴なんでお前が仕切ってんだ。」
「あ、寛人仕切りたい?いいよ、寛人やれば?」
「いやそういうことじゃなくてだな。つーか矢田くんなんか喋れよ、今お前らの番なんだぞ。」
「ああ、はい。じゃあコメント紹介しますね。【 友岡君の言動がワクワクします。あと、普段ふざけてて口悪い友岡君が矢田君のこと好きになってもだもだしてるのがとても可愛い…。】…俺からしたらワクワクっつーかヒヤヒヤなんですけどね。…ふっ、………もだもだ。そういやしてたな、お前」
「恥ずかちぃ!!!るいったらそんな照れるコメント抜粋しやがっていじわるか!!!」
「【 アホ航が大好きすぎてつらい 】」
「え、それはなに?…るいの本音か?」
「貰ったコメント。」
「くぅっ…読者様ァァァ!!!!!俺も好きだぁァァァ!!!!!あ、ごめんるいの次に好きだぁァァァ!!!」
「うるせ…」
「【 ドS×アホ最高 】…へえ、矢田先輩ってドSなんだ。まあ航くんはアホそうだけど 。」
「あっおい晴!俺らが貰ったコメント勝手に見てんじゃねえ!!」
「えーっとなになに?【 矢田きゅんとても素敵です!】…あ、うん。俺もね、それ思った。」
「…晴…俺は?」
「【 恋を自覚した航が可愛いすぎるからです(*´∇`*)】だって。……矢田先輩、そうなんですか?」
「ん?……あー…いや、」
「おい晴!てめえ恥ずかちぃことるいに聞いてんじゃねえ!!!!!」
「あーもーうるさ、航くんまじでうるせえ。矢田先輩、これからも頑張ってくださいね」
「あーサンキュー。」
「おい晴!俺をシカトして矢田くんにばっか絡んでんじゃねえよ!!!」
「あ、こっちもこっちでうるさかった。はいはいごめんなさいごめんなさい」
えー、なんだか場の空気がわちゃわちゃしてきてしまったところで、そろそろ第1位の発表へ移りたいと思います。
「あっ!おいもう終わりかよ!!!晴が茶々入れてくるから俺とるいが全然目立ってねえじゃねえか!!!」
「大丈夫だって、目立ってる目立ってる」
「っくそっ!!!お前1位だからって!!」
「んふふー。あ、ほら、投票してくれた読者様にさっさとお礼言えよ。」
「晴さっきからタメ口きいてんじゃねえよ!俺先輩だからな!!」
「航も人のこと言えねえんじゃねえの」
「………あっ、投票して下さった方々、そして素敵なコメントを下さった方々、ありがとうございました〜!」
「ありがとうございました。」
「えー、今後とも、sermon&educationをどうぞよろしくお「はーいじゃあそろそろ第1位の結果発表お願いいたしまーす」……くっ…!晴てめえ!」
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