新羅
「お、遅れて申し訳ない!」
グレン
「すまん、かなり遅れてしまった」
レオン
「(新羅さん忘れてた!)いらっしゃいお二人サン。さ、こっちへ来て座ってクダサイ」
新羅
「ごめんねグレン君。運んでもらって助かったよ」
グレン
「いえ、構いません。秘術師の方には昔お世話になりましたから」
新羅
「分かっていたけど、すごい顔ぶれだね……(奏苑連れてこなくて良かった…)」
グレン
「空気が重いが、何かあったのか?」
レオン
「……ああ、それは」
レイム
「……すーさん、うなじが好きなんスね……」
新羅&グレン
「!?」
グレン
「うなじ……とは、剣豪殿……」
新羅
「昴君……」
昴
「…………」(※後悔中)
ジェモリアス
「今丁度、フェチについて話していたんだよ」
グレン
「そ、そうか。それでうなじ……」
新羅
(……言わされたんだろうなあ……)
グレン
「剣豪昴殿、恥じることではないと思う。女性のうなじは、確かに美しいと俺も思う」←精一杯のフォローをするグレン
昴
「……今は放っておいてくれ……」←女性のうなじが大好きな大剣豪
ジークフリード
「ゴクゴク……プハッ。ん、でもさ、足とかうなじとかのどういうところがいいの?僕だったら腰だなあ。くるっと回して後ろから抱き締めて、僕のお腹に引っ付けたいなー」
ジェモリアス
「具体的だなジーク」
ジークフリード
「うん。だってリリムそんな感じだったから」
シグルド
「(……怒られるぞ……)」
ヒル
「ジークはいつも抱きついてるからな。ははっ」
シグルド
「何その爽やかな反応!!!???」
アルフレッド
「急に大声出してどうしたんだいシグルド……」
バロン
「全くじゃ。心臓に悪いではないか」
ヒル
「そのまま召されろ」
シグルド
「それ! その反応が君だろ!?」
マノク
「い、一体何を興奮しているのだ? シグルド大佐は」
シグルド
「いやだって、この男がなんでリリムが他の男にどうこうされてそんなに冷静なんだよ!? 触れるもの皆殲滅するような男だよ!?」
シグルド大佐の酔いどれ度:★★★
ジークフリード
「僕は治外法権だからねー。ヒルは僕には怒らないんだよ」
レオン
「そういえばそうデスよね。一体なんでデス?」
ヒル
「秘密(ニヤ)」
レオン
「ハイハイ、そうデスか(……若干酒が回ってきてマスね……目が座り始めてマス……)」
クルヴェイグ
「腰よりも豊かな胸でしょうにジーク。貴方はまだまだ幼いですねえ」
ジークフリード
「え、クーって大きければ誰でもいいってこと?」
クルヴェイグ
「そうは言ってませんよ。しかしですね、大は小を兼ねると言うでしょう」
マリーツァ
「くだらんな! 胸などただの飾りではないか!」
マノク
「いやマリーツァよ、赤子に乳をやる時なんかは大きい方がやりやすい場合があるのだぞ?」
シウバ
「ふん。産めばどんな絶壁も多少は大きくなっているではないか」
バロン
「おお。そういえばそうじゃのう」
昴
「……。(そうだったのか……)」
シグルド
「(既婚者の意見リアルで夢が無いなあ……)」
レオン
「まあまあ。フェチの話デスからね。で、そこらへんライザー君はどうデス?」
ライザー
「っぶは! 何がだよ!」
レオン
「いや胸の話デスけど。ベリーちゃんそんなに大きくないわけデスけど、ライザー君はあれぐらいが好みなんデスか?」
ライザー
「お、俺が知るかよ!」
ウェラー
「貴様等は全く以て下品だな! 昴様、このような酒宴にいつまでもいる必要はありません! 早く帰りましょう!」
ジェモリアス
「ウェラー君。堅い話ではないぞ。ただ、何が好きとか、どういうところをつい見てしまうとか、ちょっと軽い話題を敢えてしてるだけなんだから」
ウェラー
「……しかし」
レオン
「ウェラー君は、フェチ……平たく言うと、何か好きなものってありマス?」
ウェラー
「何故答えねばならない!」
レオン
「けど答えないと出番が減って」
弥一
「恋っの♪」
ウェラー
「う、うさぎが好きだ! 柔らかい毛が好きだ!!く、くそおおお!!!(真っ赤)」
昴
(よくやったウェラー……)
セロ
「あ、じゃあレオン軍師殿は、何かフェチズムはあるんですか?」
レオン
「んー、そうデスねえ。俺は背中とか好きデス。肩甲骨のあたりとか」
パーシヴァル
「背中……に、魅力を感じるのか?」
レオン
「ハイ。後ろから責めた時に耐えかねて腕がきゅっとなって肩甲骨が浮きでるのとかすごいいいじゃないデスかハハハ、フフッ」
レイム
「あああ!! いつの間にかレオンさんの前に空のボトルが五本も!!」
ジェモリアス
「どんどん飲めレオン」
レイム
「ジェモリアス殿下ーッ!!??」
アルフレッド
「背中……? なら見るべきは正中線を通る背骨と筋肉の筋じゃないか?」
バロン
「さすが陛下!目の付け所がシャープですぞおお!」
レイム
「え、ちょ、何かみんなお酒回るの早くないッスか!?」
マリーツァ
「それはそうだ。エルフの秘蔵酒は人間の酒の五倍の濃度だからな。これを一杯飲んで平気なのはマノクとジェモくら……」
ジェモリアス
「背中も胸もいいけど一番はユティリアだけどな」
レイム
「酔ってるじゃないッスかーーーーー!!!!!」
ジークフリード
「で、カイムとヒルはー? 何が好きなのー?」
ヒル
「そうだな……」
カイム
「ふん……」
ヒル「リリスティアの胸」
カイム「ユアの尻」
ガシャーン!
グレン
「貴様カイム!! ユア様の……ユア様の……を、な、何を言ってるんだ!?」
カイム
「ククッ……ユアは華奢だが尻だけはな……。撫で擦ったこともないお前には分からんだろうがな」
グレン
「いつ撫でた! いつだ!! 」
シグルド
「総指揮官がそんな目で主君を見ていいのかヒル!! うち(リュシアナ)なら翌日に監査が来るぞ! 俺はそんな目で陛下を見たことはない!」
※皆さん大分回ってます
アルフレッド
「マリアベルにそんな風に見られてると嬉しいけど、君なら嫌だなあ」
バロン
「そうとも! アルフレッド陛下は侵すべからず神聖な聖王陛下! 誇り高く穢れなき獅子を戴く御方じゃ!」
アルフレッド
「誉められている筈なのに気持ち悪いね?」
ヒル
「フッ……、見るだけで触れもしないというのは我慢しがたいだろうお前ら。だから俺は敢えて陛下のあの衣服を許容しているんだよ」
クルヴェイグ
「おや、自慢ですか? 貴方のものでもないのに」
ヒル
「ハッ。(嘲笑) あれ俺の。リリスティアがヴァイスの民として覚醒して俺と誓約したらある程度は俺の自由に成長させられるんだよ馬鹿どもが。でないとあんないきなり急成長するかちょっと考えろ」
クルヴェイグ&シグルド
(腹立つ……)
レオン
「ヒル君、口調が昔に戻ってマスよー。気ィ抜きすぎデスよー」
※動画「レオンとヒルの出会い」参照
レイム
「え……、それ本当ッスかヒルさん」
ヒル
「ああ」
※実は大体本当な裏設定です。
弥一
「……なにそれ俺色の染めた的な……」
ジークフリード
「じゃあ前の王様って前の聖痕竜の理想だったってことー?」
レオン
「うわ今ので変に酔い覚めたんデスけど。」
マリーツァ
「酒ならまだまだあるぞー!」
続く