むこうに麦畑が見えるだろう?≫

きみが欲しいなら喜んであげるよ
金色の絨毯を歩けたなら、どんなに素敵だろうね
でもね、僕の手じゃ繋げない
成長すると頭が重くなるのは人間とおんなじ
しゃらしゃら風が奏でてうるさいね
きみの答えを聞き逃してしまいそうだ。
提案というより懇願のようだった
枯れ草でソファーを作って、本を読もう
畑に宝を隠した老人の嘘を知ってる?


text by久慈屋

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