目にみえない世界をおおいかくしている≫
目の中に映る世界
偽物を愛した愚か者
南の方角からまわれ右
永遠を誓う指輪を投げ捨てた
失くしたものすら見つからない
いつの間にか君に夢中
世間では、どうやら僕は悪者らしい
華麗な反逆劇
いなくなるなんて嘘だよね？
をの字を一生懸命に書いた5才のわたし
犯した罪の重さを思い知る
追いかけても離れていくの
意中のきみに花束を
かくれんぼはお終いよ
櫛で梳かした黒髪
少女とピエロ
点線を辿る
慈しみの中に潜む影
ループする物語
ーーその愛は、僕を殺す凶器だね
text by 伊織ゆう様
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