紫煙を快げに吐き出した≫

神様からの頂き物
あの女は白だったよ。
その身、残り余さず感謝して
肉は食べて、革は家に
ある一族を救った神様
これは祈りです
重ねた愛より冷たい
キセルに詰める物だけはあって
まるく輪をつくる
あなたのその口が好き
霞んで遠い
笑いが形にして見える
懐かしむ昔もある
線香のかわりに
二階の窓からあの娘が微笑う


text by 鯖猫

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