怪物一家・ご近所／12神／その他
オリュンポスの神々
［ゼウス］
現時点で存在する神々の頂点に立つ、最高神。
だが筋金入りの快楽主義者なうえ責任感が希薄で、何事にも「楽しけれりゃいい」のスタンスを貫いている。
男神の多くが威厳ある姿をとらず、少年のような姿を強いられているのも彼の趣味によるものである。
天敵はテュポーンと自身の正妻ヘラ。
［ヘラ］
ゼウスの正妻。婚姻を司ると同時に嫉妬の女神。
夫に近付く女性に対しては常に敵意を剥き出しにしている。
強力な嫉妬のエネルギーによって、ガイアの憎悪から誕生したテュポーンの幼体の成長を促すことになった。
そのためテュポーンの育ての親として振る舞うこともあり、怪物の児を引き取って気に入らない者にけしかける道具として利用しているようだ。
［ポセイドン］
海を治め司る神。
荒々しくじっとしていることが苦手で、好奇心や創作意欲も旺盛。
やられたらやり返さないと気がすまない性質。ビッグウェーブで。
記憶力が良いように見えないが、自分の気を害した物事や人物はねちっこく覚えている。
借りたものはちゃんと返しましょう。
［デメテル］
ペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せペルセフォネ返せ
［ヘルメス］
いつでもどこでも誰にでも駆け付ける、神々最強のパシり。
器用で世渡りがうまく、上っ面が良い。つまり八方美人である。
世界の神・人・その他あらゆる者を結ぶ通信技術「ヘルメスネット（略してヘルメット）」の創始者であり管理者。
日々のアクセスを支えるサーバーの維持と公式BBSの荒らしの対応に追われている。
アポロンからカドゥケウスを借りパク中。
［アフロディテ］
愛の女神。貞操観念が薄いどころか皆無。
気付いたら誰かに抱かれている。相手は「美しければ」男性でも女性でも構わないらしい。
よくエロスと一緒にいる。
［アレス］
双剣フォボス・ダイモスを奮う荒ぶる戦争の神。
……であるはずなのだが、周りの神々や英雄達が強いおかげで肝心の戦場ではあまり目立たない。
むしろ女癖の悪さや空気の読めなさのほうで話題になることが多い。
好みのタイプは巨乳の美女で、アフロディテの浮気相手でもある。ウェイ系。
［アポロン］
天に浮かぶ要塞「灼熱星ヘリオス」で世界を監視している太陽の神。
何をさせてもそつなくこなす優等生だが、よくいらんことに巻き込まれる不幸体質でもある。
嫁と子供がことごとく命を落とすことに定評がある。
愛する者を失う痛みを知りすぎたあまり、妹アルテミスへの過保護度は月日が経過するにつれ悪化しており、もはや病気の域に達している。
属性を付与されすぎてよくわからない。人気があるのも困りもの。
［アルテミス］
月と狩猟を司る処女神。
一晩で森の生き物を狩り尽くし、自らに不貞をはたらこうとする輩を徹底的に叩きのめす。
兄であるアポロンと同じく真面目な優等生タイプ。の、はず。何事もなければ。
酷くなる一方の兄の過保護に比例して、彼女のスルースキルも上昇し続けている。
［アテナ］
勇ましく猛々しい戦いの女神。
だが他の女神の例にもれず嫉妬深くしつこい性格。
彼女も処女神であるためアルテミスをよく気にかけている。
［ヘパイストス］
フィギュアヲタク。……兼、鍛冶の神。
職人気質で頑固な面がある。容姿にまつわるコンプレックス特盛り。
アフロディテの夫だが、彼女の浮気については色々諦めている。
浮気現場をネットに晒しても効果が無かったのである。やっぱ嫁は二次元に限るな。
［ディオニュソス］
酒と陶酔の神。信者の発狂具合で有名。
しかしその信仰の対象である彼自身は落ち着きある……というよりかなりのマイペースさを誇る。
普段はのんびり酒を飲んで飲ませて過ごしているが、盃を受け取らない相手はころす。狂わせて絶対にころす。
［ヘスティア］
お料理番長。竈の女神。
彼女の手にかかれば塵もアンブロシア。
食事を残したやつは煮る。鍋で。じっくりことこと。
その他神・英雄諸々
［ハデス］
ひきこもり冥界神。ロリコン。
地下にこもりっぱなしなのでひょろひょろだが不思議と強いんだなこれが。
豊富な地下資源を所有しているおかげで資金には困らない。
何に使うかって？ そりゃあペルセフォネたん等身大フィギュアです。お願いヘパイストス。
［ペルセフォネ］
ハデスの嫁。ハデスがヘタレた時はちゃんと冥界の女王然とするしっかり者。
春の間は冥界を離れている。見た目は完全に幼女である。
暇な時はケルベロスと遊び、ハデスにザクロのケーキを強請る。
［パン］
半獣半神の牧神。
マスコット的な存在で癒し系。自然大好き女大好き酒大好き。
よくディオニュソスやヘルメスとつるんだりする。
反面、優等生気質のアポロンとは仲がよろしくない。
見た目のわりに意外と腹黒いといううわさ。
［エロス］
恋の神。見た目は天使っぽいぬいぐるみ。
その愛らしさから数多の女性を虜にしているとかいないとか。
めんどくさくなると適当に矢を撃ちまくるので外見以上に危険な存在。
◎ヘラクレス
半神半人のチート英雄。色々反則。
俺ルール発動でずっと俺のターン。闇の人格があるらしい。デュエリストなのかも。
怪物キラーとして各地を旅しており、テュポーン一家の天敵でもある。
だがやはり快楽主義の遺伝子はしっかり受け継いでいる。そう、父はあのゼウスなのだ。
◎オルフェウス
アポロンの加護を受けた稀代の竪琴奏者。
加護を受けた神のせいか不憫属性が付加されているようだ。
人間離れした演奏技術と歌唱力により、小鳥や小動物が集まったり枯れた木に花が咲いたりする。
竪琴は発案パン・設計ヘルメス・製作ヘパイストスの一級品。調律次第で魔犬もいちころ。
◎アスクレピオス
アポロンの加護その２。非情に優れた医術者。
彼いわく最高の薬を作るには最高の毒がいるとかでヒュドラやケルベロスを狙っているらしい。
蛇が巻き付いた巨大な杖（と頑なに言い張るがどう見ても注射器）を常に携えている。子どもは泣く。
こっそり死人をよみがえらせる研究をしているという噂。
◎オリオン
背が高いイケメンだが言動はＤＱＮそのものな狩人。オラオラオリオン。
ポセイドンの加護で水面を歩ける。力任せ感は否めないが狩猟技術は高い。
狩り仲間のアルテミスとフラグが立っているが、アポロンに悉く妨害された挙句デスストーカーに狙われることになってしまった。
◎ペルセウス
ゼウスの加護で幸運に補正がかかっているポジティブ青年。
どうにかしてメデューサの首をコレクションに加えようと神々の武具を駆使して付け狙っている。
◎ベレロフォン
キマイラ退治を命じられたものの倒す方法が思い浮かばず、かといって成果無しには帰れないし……と優柔不断な青年。
取り敢えずそのへんをうろちょろしていたペガサスと戯れて現実逃避している。
ついうっかり兄を殺した過去がある。
◎オデュッセウス
頭脳派な知将でアキレウスの上司。
知将というわりに最後の最後で爪が甘かったり抜けてたりするうっかりさんな一面がある。木馬いいよね。
わりと体を張った無茶をするので本当に頭良いのか悪いのかよくわからない。
アキレウスの趣味は女装だと思い込んでいたりポセイドンに嫌われていたりする。
◎アキレウス
さくせん「あしくびをだいじに」な駿足戦士。
女装は趣味じゃないんですってば何度言えばわかるんですか。
☆ケイロン
数多の英雄を育て上げてきた敏腕教師にして弓の名手。半人半馬のケンタウロス種。
アポロンから医学を学んだついでに苦労人体質も受け継いだらしく、教え子に困らせられることがしばしばである。
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