君の名は。
『よし今すぐ紹介しろ』
「言葉遣いが女の子のそれじゃない……」
「こいつに夢を見るのは諦めろ花京院。
さて越美、おめーコレが見えてるんだな?」
『さっきからバッチリ腹筋見えてます。ちょっと顔色悪いけど』
「腹筋以外も見ような」
『えっじゃあその逞しい僧帽筋とか艶やかな大臀筋とか舐め回すように見ても』
「……」
「承太郎が引いてるからやめなさい」
『ムキムキの人照れてる……日本語わかる人なのか』
「(嘘だろ承太郎。と言うよりも)着眼点はそこなのか」
「……脱線のし過ぎだ、仕切り直すぞ」
「こいつの名前はスタープラチナ。俺のスタンドだ」
『宜しくお願いしますスターさん。結婚してください』
「スタンドとは超常的な能力を持った守護霊みてーなモンだ」
『ならばスターさん幽霊?あっ本当だ足がぼんやりしてる』
「一応話は聞いているのか」
『失礼な。だがしかし幽霊であっても私の愛は変わらない!』
「ッ……で、だな。スタンドは同じスタンド使いにしか視認できない」
「つまり、君もこの青白いマッチョが見えるなら持っているはずなんだ」
『私にもこんな理想的なムキムキが……!?』
「ムキムキとは限らないんだけども」
「そう言うことだ
出せよ、てめーのスタンド」
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