それ俺のスタンドです | ナノ
スタンドは本体に似る


「本当に護衛をつけなくて良いんだな?」
『一般人の私に監視の目を四六時中着けるおつもりか?』
「そういわれると弱いな。分かった、見える範囲での見張りはしないと約束しよう。但し」
『スタンド使いやその関係者を狙う輩は後を絶たないでしょうし、大丈夫ですよ』
「話が早くて助かる。それではな」
『ええ、またよろしくお願いします。アヴドゥルさん』





『って言っていたそばからこれか』
「アタシの名はパブリック!貴女にはウラミなんか無いけど……ちょおぉおおーっと困らせちゃうわね」
『あんた男だよね?』
「他にツッコむトコロあったんじゃあないのォ!?……まあいいわン、DIO様の野望の為!貴女には運命の奴隷になってもらうワッ!」
(彼?の背後から棍棒を持ったごつい女性?のスタンドが出現!)
『スタンドさえもオカマかおのれは!』
「スタンドが見えるのね!?見えちゃうのねン!」
『しまったつい突っ込んでしもた』

「なら話が早い!アタシの“クラブ(棍棒)”の能力、受けてみなさい!」
(棍棒を持った女性?が腕を振ると、ちょっといかがわしい感じのマークがそこら中に出現する!)
『うわ、ちょっ、あからさますぎるんじゃあないの!?』
「つべこべ言わない!いくわよ!心は乙女!」
(乙女の「め」の部分でマークが四方八方から飛んでくる!)
『掛け声なんだそれ!違うそうじゃあない、濃紺の剣(ネイビィ・ソード)!』
ザシュッ!
(胴体から出現したスタンドが本体を切り裂きすべて回避!秋本は戦闘体制に入った!)
『(まだジョースターさんの訓練を受けていないから心配だったが……危険さえ感知すれば言うとおりに動いてくれるみたいだ)』

「(ほほう、中々回避能力は高いようね……ならば!)心は漢女!」
(再び襲いかかる!)
『タイミングさえつかめば同じこと……今だっ』
ザシュウゥッ
『(それでもこちらからの攻撃は物理だけなんだよな……ならどうやって近づくか)……うっ!?』
(マークの一つが背中に突き刺さっている!)
『なっ』
「HA-HA!思考は単純ッ 貴女のその“消える”能力、一瞬しか持たないようネ!」
『そうか攻撃を二重に!(しくじった、しかもこのマークは背に刺さったまま抜けない!だが血が出た様子も痛みもない、あるとすれば多少の違和感……)』

「さあアタシの言うとおりに動きなさい……“承太郎達を殺せ!”」
『! なっ 何だって!』


「……?あそこにいるのは!」
「越美!」
『こんなタイミングであいつら、止めろ来るな!殺してしまう!』
「何だって……!?」


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