柔道部っ!




「ということで俺、柔道部に入ったから。」

「はぁ!?」


純くんと蘇我は声を揃えて驚いていた。



「そうか、進藤は柔道部に入るのか。やっぱ運動部はいいよなぁ〜っ」

「進藤っ、部活入らないんじゃなかったのかっ!?」


しかし2人の反応は対照的である。


「落ち着けよ純くん。…いやー、俺もさ。真面目な学生生活を送ろーと思って部活に入ることにしたわけよ。」


俺はヘラッと緩く笑ってみせる。


「こいつの事だ。絶対に不純な動機に決まってる。」


隣の席から不機嫌な声が響く。


…さすが、西田。鋭いな。



柔道部の部長ヤっちゃったから仕方なく入る事になったとは…とてもじゃねーけど言えねーしな。


まぁ、俺は俺でこの環境下(柔道部)を俺を愉しませるスクールライフに活かそうと思っているから全く支障はない。
「じゃあ、学校終わった後とか一緒に遊べなくなるじゃないかっ」

「大丈夫だよ、部活は週4回の9時までだからっ」

「〜…っ!!どこが大丈夫なんだよぉっ!!ほぼ毎日じゃないかっ!!しかも9時までって…っ」


純くんは信じられないという顔をしている。


「そうか?でも、俺毎回は出ねーから。」

「はぁっ!?」


純くんと蘇我はまたもや声を揃えた。


この2人、結構気が合うのかも。


「俺はやりてー事はやる。やりたくねー事はやらねー。それだけだ。」

「出た、俺様発言。」

「蘇我、俺は俺様なんかじゃなくて、自分の意志を尊重しているだけだ。」

「こういう奴が独裁国家を作り上げるんだ。」


西田は俺を差して「悪い見本だ」と2人に説く。



「はぁ…西田も部活入るしなぁ。俺も何か入ろっかな。」

「へー、西やん何部なんだよ?」


西田は俺の言葉に声が詰まったような顔をして、何も言わない。


「無視かよ。」

「…っ」

「…おぃ、またお前の敏感オッパイ触ってやろーか?」

「………茶道、部。」


西田は胸を隠すように俺に背を向けて答えた。


「茶道部?珍しーな、男が。」

「俺は西やんも運動部かと思ってたよぉっ!」


蘇我も俺が西田を西やんと呼んでいるから最近「西やん」と呼んでいる。


「…茶に男も女も関係ねぇ。茶ってのはな、日本人の心だ。知れば知るほど奥深いものなんだよ。」

「へー…凄いな。」


きっと俺には無縁な世界だな。


「…ところで西田。胸は背後からでも揉めんだぜ?」



俺は背をこちらに向けている西田の制服の中に手を滑らせた。


脇の下から手を差し込んで胸を直で揉み込む。


「っ…やめろっ!!…ンっ」

「だいぶ柔らかくなったなー。」


ふにふに、と西田の胸を揉み、指先で乳首をクルクルとなぞったり軽くタッチしたりする。


「もっ、やっ…ゃだっ…進藤っ」


西田は俺に顔だけを向けて、顔を火照らせ涙目で訴えてくる。



西田のいつもと違う反応に、俺は正直凄く驚いた。



つい下半身に熱が集中してしまった自分を情けなく思う。




俺はたまらず西田の首筋に顔を埋めフンフンと匂いを嗅ぎ、少し固くなった息子を西田のケツに擦りつける。


「あっ…ゃだっ…なん、でっ!」


俺は西田のケツの割れ目に息子をあてがって擬似セックスをしていると、西田は顔をますます赤くさせた。



蘇我は白い目で俺を見ていた。





「オイ、授業中に盛ってんじゃねぇっ!!」


いつの間にか俺の背後に来ていた上代先生に後頭部をゴンッと殴れた。



俺の明るめのパーマが情けなく揺れた。








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