クル―達から見たペンギンさん
俺の名前はシャチ
え？この出だし飽きたって？
しょうがないだろ管理人は文才がな…ゲフンゲフン
さて、改めてシャチだ
今日はこの船の航海士であり、船のオカンでもあるペンギンのことをクル―達に聞いて見ることにしようと思う
・コックの場合
「あー？ペンギンー？」
「おう！」
「何で今更そんなこと聞くんだよ…さてはまさかお前…」
「おい！なんでそんな「ヤバいことでもするんだな！！」みたいな顔してんだよ！！別にそんな深い意味はねえよ！！」
「だよなーそんなことしたら…」
「ねえ、なんなの今度は「殺されるな…」って顔してんの…？ねえ俺誰に殺されんの…？」
「で？ペンギンだっけ？」
「無視かよ…」
「ペンギンなー頭もいいし、頼れるし、女だからか気もきくし…あ、別に馬鹿にしてるわけじゃねえよ？」
「ふんふん…で？」
「なんかなー本当にこの船が好きで好きでしょうがないってかんじだよなぁ…」
「あー分かるわー」
「船長のこと、クル―のこと、ちゃんと全部考えてちゃんと一人一人見てくれるって感じかな」
「あー…」
「オカンって感じだよ…俺としては仕事に没頭しすぎてたまに飯を食い忘れるのを何とかして欲しいがね」
「はははっ、確かになー」
「さて、そろそろ昼飯の準備をしなきゃあな…ん？シャチお前どこ行くんだ手伝ってくれるんだろ…？」
「い、いやあ…ちょっとま、まだ色々聞きたい奴とかいるから、さ…」
「いやいやいやわざわざ時間を割いてやったんだ、手伝うくらいのことは当然、当然！す る よ な ？」
「た、助けてくれえええええ！！！」
・クル―A、Bの場合
「ペンギンさん？」
「おう！」
「シャチ、お前また変なこと企んでるんじゃないだろうなあ？」
「そんなことするかよ！てか変なことって俺そんなことしたことないぞ！！」
「で？ペンギンだっけ？」
「ペンギンさんについてですか…」
「え？何これ無視するの流行ってるの？それとも新手のイジメ？？」
「自分はまだ入ったばかりなのでよく分かりませんが、クールな方ですよね！」
「そうだなあ…俺も入ったばかりの頃は冷めた奴だと思ったぜ！」
「お前そんなこと思ってたのかよ！」
「昔だぜ昔！女の癖になんて思ったりもしたが今はそんなことミジンコほど思ってねえよ！！」
「ミジンコって先輩…」
「まあでもだんだん一緒に居るうちにこいつはなんて仲間思いでキレる奴なんだろうって思ったよ」
「確かに！ペンギンさんってめっちゃ頭いいっすよね！！」
「的確な指示なら船長と同じ位なんじゃないか？」
「あーあいつの判断力はヤバい」
「兎に角あいつはキレる奴だ！」
「そうですね！僕もペンギンさんみたいな人になりたいです！！」
「お、おおう…力説さんきゅー」
・ベポの場合
「え？ペンギン？？」
「そうだペンギンのことだ。」
「んーペンギンは頼れるし頭もいいし気がきくし…」
「やっぱ皆そんな感じかー…」
「あと優しいしー可愛いよね！」
「うんうんやっぱそう……わっつ？」
「？だから優しいし可愛いよね！」
「か、可愛い…だと…」
「えーペンギンはすごく可愛いよ！」
「そ、その根拠は…？」
「えーだって毎回俺んとこ来て抱きついてくるもん！」
「わっつ…？」
「なんか限界を感じたら来るらしいんだけど、この間なんか仕事に没頭しすぎてなんか死にそうになった時あるでしょ？」
「あ、ああ、「まだやれる…」っつって死にそうな顔で仕事しようとしたやつだろ？」
「そうそうそれそれ！その何時間前にオレの所にペンギンが来ていつもみたいに俺に抱きついてきて30分くらいしたら戻ってったよ！」
「！？な、なん…だとっ！？！？」
「抱きついてくる時のペンギンはすっごく可愛いんだ！！
あ、いっつも可愛いけどね？抱きついてくる時はもっと可愛いんだよ！
「あー癒されるー…」って言いながら笑うんだ！」
「わ、笑う…！？」
「うん！すっごく可愛い！！しかもいつもの笑顔じゃないよ！リラックスしてるって言うか…ふんわり？笑うんだよ！」
「ふ、ふんわ…」
「あれシャチ？どうしたの？」
「ぐはっ…」←死亡
・結果
ペンギンはオカンで仲間思いで頼れてクールで頭がキレる奴と言う結果が出た
なお、ベポに関しては特例
以上
・？？？
「わ、笑う…だとっ！？」
「ベポに抱きつきさらにはふんわり…ふんわり笑うだと！？」
「お、俺なんか笑った顔すら見たことねぇのに…」
「いや、まて、笑った顔ならこの間の宴で見たじゃねえか…」
「焦るな俺…
そうだ…！笑った顔はこの間見たじゃねえか！！」
「…まてよ、ベポは毎回で俺は一回しか見たことねえじゃねえか…」
「しかもリラックスしててふんわりだぞ！？
俺なんか「ふっ」って笑ったとこだけじゃねえか！しかも「俺に」じゃなくてクルーにだぞ！？」
「嫌われてるからか…俺は、俺は…どうしたらいいんだっ！！」
