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フラーテル広報日記7
"RE"birth"!覚醒の2012"
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2012年05月03日(木)11:12

小さな巨人

大会期間中、今回は暇だと思っていましたらことのほか忙しくて更新停止状態で申し訳ございません!
試合結果や記録はJha 、ライブはNHKをご覧下さい(笑)すみません。


さて昨日の南アフリカ戦に元祖小さな巨人の西村泰昭さんが観戦に来られていました。

西村泰昭さん、通称ヤスくん
彼は伊吹高校から天理大学を経て表示灯入りした選手で、
フォワードとして得点を取る一方ペナルティーコーナーのスペシャリストとしても多数の勝利に貢献したプレイヤーです。

とても小柄な選手!

ワールドカップ出場時には世界のメディアが「極東の国から世界最小のフォワードがやってきた!」と書きました。

どうだろ?ヨーロッパ人とは身長差30センチ近くはあったのでは?
ヨーロッパ人では190センチもめずらしくないから。

明るく元気で優しい人柄のヤスくんは後輩や先輩にも慕われファンの方にも愛されていました。

惜しまれて勇退したあとは滋賀クラブで活躍中、あの頃と変わらない勇姿を見ることができる。

ヤスくんの一番の功績は、小さな体でも世界に通用するのだということを証明したこと。

ヤスくんが作った道はたくさんの人に希望を与えました。

のっちやナベちゃんも小さいけれど、日本代表チームの一員として立派に活躍しています。

ヤスくんの活躍が道を切り開いたといって差し支えないと私は思います!

日本は体格のハンディがあると言われますが、ここまで戦ったチェコ、オーストリア、ブラジル、全て日本より体格は上だが日本は勝った。

体格は大きな要素であることは間違いない事実だけど、そうでない部分もたくさんあるのだと改めて知る。

オーストラリアからやってきたマイケルコーチ夫妻がのっちを見て一言。


おぉ!日本はあんなに小さな子が代表に!しかも頑張ってる!高校生か?


いやあれは27才ですよ、高校生ではありません。


いいプレーじゃないか、素晴らしい!



備考
マイケルコーチは日本ホッケー界にオーストラリアンホッケーのテイストを伝え日本代表の強化に大きく貢献した往年の名コーチ。
永井東一さんも永井祐二さんも若き日にこの人の指導を受けており、マイケルコーチは80才を越えた今でも
こうして奥様と一緒にオーストラリアからはるばる日本代表の試合を観戦しに来て
懐かしい我が息子たち(当時の教え子の選手たち)と再会を喜んでくださっているのだった。


そういえば祐二さんが日本代表で世界に行っていた頃、日本代表はチビッコナショナルチームと言われていたんだ。
日本人の体格が大きくなり選手の平均身長がアップしてもいまもなお日本代表はやはり世界に比べたらチビッコなんだろう。

その日本が世界ランキング15位とは本当にすごいことであり、広い意味で日本は「小さな巨人」なのである。






(ホッケー)
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