2011年08月11日(木)14:17
ドラマの衣装について
本当に話題が尽きないフジテレビ(笑)前田敦子がドラマの中で着たTシャツに「リトルボーイ」の英文文字があった件。
前が島国のおバカさん
後ろがリトルボーイ
放送日が原爆投下の翌日
島国のおバカさんに原爆を落とす！というダークな意味になり、Yahoo!がトピックのトップで取り上げたからさあ大変。
広島県と長崎県を巻き込んでの問題に発展しそうな勢いです。
不謹慎というか配慮が足りないというか、日本人としての基礎教養であり、全国的に情報発信するメディアとしては知らなかったでは済まされない倫理的な問題になりつつある。
ドラマの衣装を含め画面に映る全てのものは、これでもかというぐらいチェックされていて、例えばこのドラマの提供スポンサーは花王だけど、番組内のあらゆるシーンに花王商品が並べられている。
民放テレビはそれ自体が巨大なコマーシャルだから、視聴者に向けて様々なメタファを仕込んであるものなのだ。
リトルボーイはそのまんま検索しても原爆以外の結果はしばらく出て来ないから、まあこれを知らないという大人はキツイでしょう。
衣装などは適当なものを着せているわけなどなく、シーン毎に用意され万全の管理で着用する。
ネット上ではこのようなメタファ(暗喩)を徹底的に探し出す動きがあり、既にいくつものシーンが「発見」されているようです。
このドラマ見てないけど問題のTシャツを来ている場面は男女二人が洗濯しているシーンだそうですね。
多分花王製品を不自然なく並べるためこうした「花王製品を活用する生活シーン」がドラマの中に多数作ってあるのだろう。
これはもうドラマなら当たり前。ビール会社がスポンサー提供したら主人公は必ずビールをガブガブ飲む。しかも何故かラベルをこちら(視聴者)側に向けて(笑)
フジテレビはまだいくつもの爆弾を抱えていて、例えば先日のなでしこジャパン報道の件など、非難が再燃しているようだ。
このリトルボーイTシャツ事件？は広島県や長崎県を中心に放送中から多数の苦情が寄せられており、フジテレビの「リトルボーイが原爆だなんて知らなかった」発言がまたまた火に油を注いでいる。
変な意味の漢字タトゥーを彫ってる外国人が笑われるように、日本人も外国語のTシャツを着て海外を歩くときは注意しなくてはね。
↑
こうした注意って常識的なものだけど、海外派遣や留学の研修で大体行われてますよね。観光なら現地バスの中でとか。
イスラム世界では女性に安易に触れたり話しかけたりしちゃダメだとか、そういったことも含め。
「言葉狩りだ！」という声もあるけど、こういう時期にこういう言葉を「狩る」のは国民感情として当たり前だと思うのですが？
以前書いたドラマの見方のリンク張っとこうかな？(笑)
リンク先:
｢ドラマは広告だ｣http://mblg.tv/frater2010/entry/343/
1つ後の記事 | 1つ前の記事
|ﾎｯｹｰ|食物|TV等|時事|呟き|
TOP