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俺様攻めって何だろ。
攻めはBLで言う男役で俺様は俺様…?
って考えてたらいきなり徠斗に顎を掴まれた。
「脱げ」
「へ?」
「脱げって言ってんだよ平凡。それとも服引き裂かれてぇか?」
急に口調が変わった徠斗に目が見開く。
えっ、さっきまで間延びした喋り方だったじゃんか!
それなのに相変わらず楽しそうな笑みを浮かべたままき口調がきつくなった。
ま、まさかセックスの時は人格が変わるとか?
顎を掴んだまま空いてる手が伸びてきたから直ぐに服を脱ぎ始めた。
今のこの子なら本当に制服破く。絶対!
んで、何かやたらと変な視線を感じる。
多分魁斗だと思うけど徠斗に顎を掴まれたままだから確認出来ない。
落ち着かない。
「次は俺にケツ向けて俺のチンポ舐めろ。気持ち良くなりてぇんだろ?」
言われた通り全裸になった俺に満足気な徠斗が手に持ったローションを俺の目の前で揺らす。
これ、もう何回も見た事ある。
何っ!?この媚薬入りローションってもしかして学校で売られてんの!?
今までセックスした人皆持ってるよ!!
それとも美形ご用達とか?
「早くしろ」
「んっ!」
ローションに意識を向けてたら不意に乳首を摘まれた。
でも直ぐに手が離れて物足りなく感じるけど俺から少し離れて肘を付いて寝転がる徠斗の上に跨がった。
ちゃんと言われた通り、徠斗の顔の所に自分のケツ穴が行くように体をずらして俺は徠斗のズボンに手を掛ける。
凝ったベルトを嵌めてたから外すのに時間が掛かったけど何とか下着もずらしてチンポを取り出す。
……やっぱ俺のチンポ、ちっちゃいの?
疾風や蓮様まではいかないけど俺よりはおっきい。
これが標準なのか…泣きそう。
「早く舐めろ」
顔は聞こえないけど低く不機嫌そうな徠斗の声に慌てて上体を屈めてチンポを咥えた。
まだ萎えててふにゃふにゃのチンポに唇を窄めてしゃぶりつく。
たまに舌先で先っぽの穴を擽ったら我慢汁が溢れてきた。
やっぱ皆、味違うんだ。
でも全部エッチぃ味して美味しい。
我慢汁が溢れてチンポが硬くなってくると嬉しくて頭を前後に揺らしてくちマンコで扱く。
徠斗は尻をやわやわと揉んでるだけ。
早くケツ穴、弄ってほしくて腰を回した。
「優、前見ろ」
チンポを夢中にしゃぶったまま徠斗に言われた通り前を見た、ら。
そこには、本格的な撮影カメラを構えて笑ってる魁斗が居た。
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mokuji]