「うお……もう朝かー……」


昨日は乱ちゃんたちと走り回ったから疲れてすぐ寝たみたいだな。
とりあえずトイレと歯磨き……と、身支度整えようかと布団から起き上がる。


「あれ、」


ふと気付いた。押し入れの前、こっちに来た時に着ていたわたしの制服がどさりと無造作に置いてある。というより、落ちてる。
そういえばブラとかパンツの下着と一緒に制服も少し干したいな、なんて、出しっぱなしにしてたかなーという疑問は簡単に塗り潰されていったのだけど。



… … …


わたしはいつもの半パンに着替えて食堂のお手伝いを終えると、ランチ前の休憩時間を利用してとある方に挨拶にいこうと準備をしていた。
そう、この服を貸して下さった山本先生に会いに行くのである。

あと聞き齧りだけど、くのたまと呼ばれる忍たまの女の子バージョンの子たちもいるみたいだけど、わたしはまだ会ったことがない。
えーと確か、しんべヱのガールフレンドの女の子と、青い髪の毛とオレンジ色の髪の毛をした女の子の三人は、アニメで見たことがあるけど名前が出てこない。
運よく会えたらうれしいなーと思いながら、食堂のおばちゃんに教えてもらったくのたま教室への道順を辿った。





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