ロファース「第二グループは色々と大変そうでしたけど、俺達は程ほどにやっていきましょうか」

ラズ「クッキー用意したよー」

レト「コーヒー淹れたよ、アイスだけど良かったかな?」

ジロウ「なんなんだよこれは!!?」

ロファース「ラズさんにレトさん、あの、バレンタイン企画やりましょうか?」

レト「バレンタインと言われてもなー、ライトさん居ない時の私はクールキャラじゃなくてただの常識人なんで、ちょっと照れるなぁ」

ロファース「???」

ラズ「第一グループがチョコを受け取る設定、第二グループが逆チョコ渡す的なのやってたっけ?僕らはどうする?」

ロファース「ぐだぐだでしたからね、俺達はせめてまともにやり終えたい……うーん……」

レト「って言うか、現実はもうバレンタインどころかホワイトデーも終わってるみたいだね。ははは……まあ、なんだ。バレンタインに貰いたいものとか話してみるかい?」

ラズ「なるほど、やってみようか。坊やもいいかな?」

ジロウ「……帰っていいデスカ……???」

ロファース「じゃあ、名前の順だから君からだね」

ジロウ「あう………」



【バレンタインでジロウが貰いたいもの】

ジロウ「甘いもの好きだから、普通にチョコでいいかな」



【バレンタインでロファースが貰いたいもの】

ロファース「好きな人と一緒に過ごせればそれで……」



【バレンタインでラズが貰いたいもの】

ラズ「強いて言うならば……!!!!
リオさ……クリュミケールさんとデートしたい!!!!!
本編でせっかくデートイベント的なのあったけど上手くいかなかったからリベンジしたい…」



【バレンタインでレトが貰いたいもの】

レト「チョコはそれほど好きではないんだ。
……あ、チョコ君のことじゃないよ。チョコレートのチョコだよ。
コーヒー味のチョコも苦いんだよなぁ……
やっぱり甘いものはミルクとシロップたっぷりなアイスコーヒーだけで充分。
なのでバレンタインは過ぎたけれど、激甘おいしいアイスコーヒーを淹れてもらえたら嬉しいな。
……え?もはやそれはコーヒーじゃない??」



ーー以上!



ジロウ「……あんたら、まともかと思ったけど……なんか違くないか????」

ラズ「うぐっ……」

ロファース「俺としたことが……だって、託され本編は女子率低いんですよ……!!!
せめて、せめて一度だけでも女の子とーー」

レト「飢えてるねえ……
私はね、この世に先生が居てコーヒーさえあればそれでいいんだ。
ライトさんもチョコ君もフユタ君も要らないよ」

ジロウ「な、何こいつ、サラッと怖いんだけど」

ラズ「まあ、なんだ。設定を読んだところ……
途中参戦はまだ続いてるからわかんないけど、僕とロファースとジロウ君ってさ、悲恋じゃない?!幸薄くない!?」

ジロウ「え!?そーなの?!悲恋って、オレ誰かに失恋かなんかした?!」

ロファース「ラズさん落ち着いて、ここに居るジロウさんは『英雄!』本編中のジロウさんだから……」

ラズ「そ、そっか」

レト「とりあえずまとめるけど。
バレンタインで貰いたいもの。

私はアイスコーヒー
ジロウ君はチョコ
ロファース君は好きな人と過ごす時間
ラズ君はクリュミケール君とのデート

ーー……第三グループ、本当にこれで終わっていいのかい……?」

ジロウ「オレまともなこと言ったから帰っていい?」

ラズ「と、とりあえずどのグループも酷すぎるから、もうちょっとなんかしよう!」

ロファース「……現実のバレンタインは終わってますけどね」

ジロウ「帰っていい?」



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