黒バス関連

あなたと私とみんな迷子


気が向いたので説明を。
冒頭の花宮が"隣のクラスから逃げてきた"という認識は間違い。参加自由のレクなのだから嫌なら来なければいい。(瀬戸と古橋も参加していない。)花宮がわざわざ一緒に回るためだけにきたのが分かる。花宮はもともと原の友人である彼女のことが気になっていた。
全員が消えたあと、花宮は歩いているうちにのぼってきたはずの階段がないことに気づき、異空間にいる可能性に思い至る。歩いても歩いてもひたすら続く暗い廊下しか見えない。7人は存在しない二階に来てしまったが、最初の4人は原の持つ唯一の光から遠ざかったため元の世界に戻れたのではないか。原も扉が閉まり光から完全に遮断されてしまったため元に戻れたのではないか。次の組が来ないのもおかしい。この建物が外から見た時に二階建てだったのかも自信がなくなってくる。そんなファンタジーがあるものかと疑うも、階段がない以上それしか考えられなかったので懐中電灯を消してみることにした。
最後はもちろん、花宮が懐中電灯のスイッチを切った描写。花宮が彼女を力一杯抱きしめたのは、異世界にいると説明したくなかったので懐中電灯を切るのを隠したかったのと、彼自身が怖かったのもある。

でも本当に戻れたのだろうか。
また別のどこかに行ってしまったのかも。私は戻れたと思っているけど。

花宮との関係も浅く、言わなくても分かるよという落ち着きがないヒロイン。脱出シリーズだとヒロインは花宮に何も聞かず、あなたが言わないなら聞かない方がいいんだね、と無言で微笑んで胸に顔を寄せる。脱出シリーズの中で花宮が懸命に築いてきた二人の信頼関係はすごい。

この話のヒロインと脱出のヒロインが別人ってわけではないんだけれど。
もし脱出ヒロインが霧崎に入学しちゃってて花宮と何かあるとしたらまず原か古橋の友達になってて、そこから花宮に繋がって、部活入ってないならって無理矢理雑用させられて、嫌いだったけどどんどん好きになっていくって展開になると思う。書きたいしリクエストもあるんだけどこれを書くとなると間違いなく長編になるし時間的に無理。残念だ。
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