「コンピュータ様、お久しぶりです」
「お久しぶりですね。とはいえ、私はいつでもあなたがたのそばにいるのですがね。」
「はい、そうですね。それでもこうしてゆっくりと話をしたのは久しぶりですから…」
「本日付でIRからRedに昇格ですね。おめでとう、市民マーリー。」
「…ありがとうございます。」
「他のIRと違い、あなたは特に優秀と言えますね。素晴らしい。」
「私にはもったいないお言葉ですね」
「いいえ、これは事実であり忠告にほかなりません。
おぞましいコミー共がいつどこであなたを狙っていることか。
コミー共だけではありませんね、悲しいことに反逆者はあちこちに潜んでいますから」
「あぁ、えぇ、本当に悲しいことです。
この世界の一体どこに反逆する理由があるというのでしょう」
「いいえ、それは私たちのような完璧な存在にはわからないことでしょう」
「あぁ、そうですね。」
「それでは、これからのあなたの活躍に期待しておりますよ」
「はい、コンピューター様。必ずやご期待にお答えいたします」

(それは地の底からにじり寄るように)

mae//tugi
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