ささやかながらの御礼小噺です。
R15 注意
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デスマスクの手がゆるゆると私の肌を弄ぶように滑っていく。
指先でくすぐられるように愛撫されるとたまらなくなって、快楽に身を捩らせ甘えるような声が漏れる。
デスマスクはフッと笑い、私のヒップを指先でなぞるように撫で上げたあと、はらりと私の下着の紐を解いた。
「いい声で啼いてくれるじゃねぇか。抱いてくれって誘うような下着なんて着けやがって、可愛い奴」
耳元でそう囁かれて身体が熱く火照った。
デスマスクは面白がるように、女を知り尽くした手付きで何度も私を追い詰め、やがて息も絶え絶えな私を時に優しく時に激しく、夜明けまで抱き続けた。
疲れ切ってほとんど微睡んでいる私の頭をくしゃりと撫でると、デスマスクはタバコに火を点けた。
煙をふっと中空に吐き出すと、幾分面白がるようにまじまじと私を見つめた。
「お前、感じやすいのな。…俺だからか?」
寸分違わず言い当てられ、顔がさっと赤くなるのを感じて私は憎まれ口を叩いた。
「馬っ鹿じゃないの!?この自意識過剰男が!」
そう言って蹴りを入れると足首を掴まれて引き寄せられた。
「ほう…じゃあ、もっかい試してみようぜ。俺が間違ってるかどうか、な」
私は悪魔のような笑いを浮かべたデスマスクに戦慄した。
そして、デスマスクは私が認めるまで、執拗に私を弄ぶように抱き続けた。
(文章:haruka イラスト:kako)
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