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今、四天高校の校門前にいる・・・・何故ここに来たのかあまりわからない
東京にいる親が急に大阪で一人暮らしをしてこいっと言われて
私は一人暮らしをするのが嬉しくてすぐに決定をした

でも、大阪には知っている人は誰一人いない。。

東京の高校に2年も通って、急に転校するって友達に言ったら泣いてくれた
それは嬉しいのと悲しいの気持ちの両方が胸に染み付いた

今はもう桜が散って蒸し暑くなる5月・・・
この四天高校で友達は出来るのか、クラスとは仲良くできるのか、不安の気持ちが胸一杯だった
でもこれは私が決めた道、私は後ろを振り向かずに前だけへと進む


なたの子様は?
 -第1章-転入


「えーっと今日からここのクラスになる桜井絵梨架ちゃんやっ皆仲良くするんやで!」

私のクラスは3年B組・・・
ちょっと騒がしい・・・けどそれが何か落ち着いた。。

「ほなっ自分からちょっとした自己紹介やってくれ」
『あっはい。。東京から引っ越してここに来ました。えーっと・・・・』
「彼氏おるん!?」

っと一番前にいた男子が言った
そして周りの男子が騒がしくなった

『えーっと、いませんけど。。』
「まじなん!!??」
「嘘やっ!」

っとそしたら女子も騒がしくなった

「こらこらっ!絵梨架ちゃんが困っとるやろっ!」
「「「「すんまそ〜ん」」」」
『フフッ』
「「「「「「!?///」」」」」」


――・・・・シーン


あっあれ?私なんか変なことしたかな?

「絵梨架ちゃんめっちゃカワエエw」
「あの笑顔はやばいで///」

っとまたクラスが騒がしくなった
な・・・・何か恥かしい///

「おっ照れてるでっ!」
「ホンマ可愛いわ〜w」
「おい!お前らいい加減せやっ!」
「「「すいまそ〜ん」」」

私はこのクラスでうまくやっていけそうな気がした


このクラスと私を合わせたら人数が奇数になった
だから私は一番後ろで一人
前の人は女子で結構喋りやすい人だったため安心した
隣の男子は・・・・

謙「俺、忍足謙也やっ!よろしゅうなっ」
『よろしくね』

謙也君は優しい人で何かこのクラスでは一番一緒にいて落ち着きそうな人・・・・
男子と一緒にいて落ち着くって何か初めてだったためちょっと焦った。。

謙「絵梨架は何か部活やってたん?」
『えーっと遊びではスポーツはするのですけど・・・部活とかには入った事ないです。。』
謙「何で敬語で喋るん?」
『えっ・・・・・いつもこんななので。。』
謙「同級生っちゅー事やから敬語はなしやで!」

っと優しく微笑む謙也君・・・・

『わっ・・・わかった』

何か戸惑うのは何故だろ・・・・

謙「おっ!そうやっ俺が学校を案内してやるで」
『えっ!?いいの?』
謙「もちろんやっ」
『ありがとう』

っとその一言を言った瞬間、
謙也君は下を向いて髪をガシガシと掻いている
何か変や事したのかな?


昼休み・・・・

謙「ここが体育館やっ」
『結構でかいね〜』
謙「次はテニスコートに行くでっ俺の部活仲間がいるはずやで」
『謙也君ってテニス部なの?』
謙「おう!」

何か部活仲間っていう響きいいな〜
私は謙也君についていき、テニスコートへとやって来た

白「おっ謙也やないかうん?そいつはもしかして噂の転入生?」
謙「そうやでっ」
『桜井絵梨架です。』
白「俺はテニス部部長の白石蔵ノ介や、よろしゅうなっ」
『よっよろしくです』

うわ〜何か女子からかなりモテそうな人だな〜

白「絵梨架って呼んでもええか?」
『えっ、いいですよ・・・』
白「おおきに〜wほな敬語はなしやでっ」
『――・・・はい。。』

これ言われたの今日で2回目だよ〜

白「絵梨架は部活とかする予定はあるん?」
『ない・・・・けど?』
白「そうなん☆」

えっ?その星マークは何!?


キーンコーンカーンコーン・・・・

謙「うわっもう鐘鳴ったで」
『あっ昼食べるの忘れてた』
謙「はっ!?はよう言えや〜。。すまんな・・・」
『えっ!別に大丈夫だよっ私が忘れたせいだから』
謙「お前って何かあれやな〜」
『あれ?』
謙「何でもないっっ」

あれって何だ?
ってか謙也君、またさっきみたいに顔隠して何してるんだろう?・・・・癖なのかな?


学校は1日ですぐに慣れた
謙也君とはかなり仲良くなった
さっきはクラスの女子からかなり喋りかけられて困っていたら謙也君が助けてくれたな〜
ずっとこんな生活が続けばいいな

謙「ほなまた明日っ」
『うんっまた明日ね』

っと私は謙也に手を振った
クラスの皆とも仲良くなれたし、
そして白石君だっけ?その人とも友達になれたのかはわからないけど・・・・・

私は靴箱で靴に履き替えて顔を上げた時・・・・・

『っ!?』
「おっすまん」

すぐ目の前に男子生徒がいた
その人は耳にたくさんのピアスをしていた

何か・・・・怖い。。

『こちらこそすいません。。』
「――・・・・・」

あ・・・・れ?

「噂の転入生っスよね?」
『そっそうだけど・・・・・?』

何で噂になっているのか。。

「ふ〜ん」

っと何か企んでいるような感じで笑った

財「俺は財前光、光って呼んでや」
『あっうん。私は桜井絵梨架です。』
財「絵梨架って呼んでもええか?」
『えっ・・・・いいよ?』
財「おおきにっほな俺部活あるからまた明日な」
『うんっ部活頑張ってねっ』

っと光君は後ろを見ながら手をヒラヒラとした
何か不思議な人だったな〜また明日も会えるかな?
って何言っちゃっているの私っっ早く帰ろうっと


まだ1日しか経ってない新学校生活・・・
3人の男子に出会った一人の女子・・・
その女子はまだこれが運命の出会いとはまだ気づいていない・・・・・


To be continued...



-あとがき----------

何か・・・・・・サボっちゃっているのに何新連載書いているんだよっ!!!
っと思っている皆様すいませんッッ><
そして千歳ファンの方々にも・・・・;;;最初は千歳も書いていたのですが・・・
方言がまったくわからないという問題がありまして外しました^^;;;本当にすいませんT_T
逆ハー連載を書きたかった気持ちが大きすぎて書いちゃった☆←←きもいっ黙れっ
ではではこれからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします^^


2010-5-11





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