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リクエスト話『冬苺の花冠』 /リクエスト小説


・『フーゴ相手の切→甘→裏夢』というリクエストから書かせていただきました。

 今回は、原作軸でジョルノがボスを打破してからしばらく後にフーゴが夢主の事を回想し、結局は切なさしか残らない話か、今回書いた話のどっちにしようとずっと迷っていた話でした。でも、前者のほうだと上手くリクエスト通りの流れに乗れなさそうだなと判断し、後者の方にしました。
 
 ・時間軸は、n順目世界。舞台はイタリアではなく、日本です。(本文で『イタリアとは違った桜が咲いた〜』っていうのは、イタリアや他の国だと入学式や新学期は9月なので、わかりやすくする為です)

 ・夢主→現在高校二年生。前世の記憶は幼い頃に思い出す。性格は明るく優しい。だけど泣き虫でもある。ボードの所では散々迷い、恋人だったフーゴに謝罪しながらも乗り込んだ。しかし、残念ながら命を落とす。

 ・フーゴ→同じく二年生。薄っすらもなく記憶はなかったが、組織を裏切るか否かの決断は16歳だったので、誕生日を機に思い出す。

 ・ナランチャしか登場しなかったが護衛チーム→ブチャラティ(三年生)だけが記憶有り。同じチームで記憶有りの好で夢主はフーゴに関しての情報は、ちょくちょくともらっていた。ジョルノ(一年生)以外のメンバーは全員同じ委員会に入っている。

 ・夢主は高校の入学式で、フーゴが自分の事を覚えていないことで諦めようとしていたが、前世の記憶が強く根付いていたせいで、諦める事が出来なかった。偶然にも記憶があったブチャラティと再会し、定期的にフーゴの情報(今生でも苺を好んでよく食べているなど)を貰っていたのもあり、余計に気持ちが燻っていた。それでも自分から声を掛けるどころか、顔を合わせないようにしていたのは、届かない気持ちに傷つきたくなかったから。

 ・夢主がコンドームを持っていたのは、本当にそれの自販機(幸せ家族計画w)を友達と見つけ、おふざけで購入してみたという。

 ・フーゴは最初夢主に対しては、とにかく後悔と謝罪しか頭になかったけど、授業中に姿を見つけたり、忘れていた事を徐々に取り戻して、もう一回恋をしたいと認識する(だがしかし、恋どころか顔合わせして数時間もしないうちに致してしまったが)。
 夢主はずっとフーゴを拗らせていたし、フーゴは短気な所を懸念され恋人は作れなかった。なので、どっちも処女童貞。
 ・フーゴは最終的に、夢主の傍にずっといて平和な世界で皆と過ごしたいと決意してラストという形になりました。

 ・冬苺の花言葉:真心の愛、未来の予感、尊敬と愛情。ちなみにミヤマフユイチゴ(深山冬苺〉だと、花言葉:あの日を思い出す、躊躇。
 花冠は古代ギリシャでは結婚式だけでなく、お祝い事の時も使われていて冠の花輪は、切れ目がなく「永遠・継続」といういい意味があったりする。
 実を言うと、最初はフーゴだし苺関係の題名にしようと軽い気持ちで苺に関する花言葉を探していた時に、冬苺とかそれっぽいな〜それだけだとあれだから可愛くてお祝いぽい花冠を付ければいい感じになりそうだなっとパッと思いついた物なんですが、話を載せる前によくよく調べてみると、深山冬苺についての花言葉を見つけて、この話にピッタシじゃん!と思って決めた題名です。



2019/11/24 03:12




リクエスト話『その感情に名前は付けられない』 /リクエスト小説


 ・『ジョルノ相手で、切甘夢』というリクエストから書かせていただきました。
 時系列的には、ジョルノが15歳の誕生日を迎える数ヶ月前頃になります。

 ・夢主→ジョルノと同級生。人嫌いではないが、一匹狼な性格。特定の友人はいない。自由気ままな性格でいつの間にか居たり居なくなってたりする。寮に暮らしている。
 ・ジョルノ→誕生日をまだ迎えていなかったので黒髪。スタンドの存在をまだはっきりと認識はしていない。ブチャラティを始めとした護衛チームにも出会っていない頃なので、まだどこか他人に対して警戒心を持っていたり、ツンケンした所が目立つ。あまり他人と関わりたくなく、ギャングになりたいが、心のどこかでまだ尻込みていた。

 ・イタリアの学年制度は日本とちょっと違くて、14歳から高校生になる。一日の授業は5時限だが、お昼に学校は終わり昼食は自宅(寮暮らしの子は不明)で食べる。
 授業中は結構自由で、立ち歩いたり話をしていても注意されたりしないらしい(だから、結構賑やかみたいです)。

 ・ジョルノは組織に入る前、昔助けたギャングのおかげで、根は腐らなかったけれど、やはりどこかで人とは距離を取ってそうなイメージがあった。母親のせいもあるのか、原作の最初にあった女子たちを追い払うシーン(3、4部続く恒例)を見て、女子は苦手そうだなと思った。
 →そんなジョルノが初恋をするときは、無自覚で自分自身の精神が成長した時に、やっと『あの時のあの感情は恋だったんだ』と原作後に気がつく。……だが、気がついたときはすでに遅かったし、これ以上思い続けるのも無駄だとシャッターを閉めた。

 ・ジョルノが夢主に一目惚れのように惹かれたのは、自分のすぐ周りにいる同級生の子達と違うタイプで、人前で平気で裸足になれたりする(家でも靴文化の所だと、人前で裸足になるのは恥ずかしいらしい。靴下→下着と同等だとか)自由翻弄な所が、母親に似ていた(自分の母親と似ている女性を好きになる男性がそこそこいる)という理由もある。そして、容姿が変化してしまった自分を、疑うことなく自分だと気がついてくれた所もジョルノは好きだった。

 ・これは完全に妄想だが、ジョルノの決め台詞と立ちポーズをビシッと決められるように、組織に入る前に事前練習していたら可愛いなと思ったのと、あの独特なヘアスタイルは夢主が遊び半分で結んだ事もあり、夢主に会えなくなっても完全に忘れられなく、今でもそのスタイルで貫いているとか。
 ・夢主のその後はというと、そこは想像にお任せかなっと。自由な性格のせいで、勝手に退学してどこかに行ってしまったとか、親族関係でやむを得ずに夜逃げ同然で居なくなってしまったとか。まぁ、どっちにしろジョルノが学校に来れない期間があったので、結局別れの挨拶はお互いに出来なかったのは変わりないです。


2019/11/04 02:33




リクエスト話『恋心隠すアンチテーゼ』 /リクエスト小説


 ・今回のリクエストは『チームに入った当初から(むしろリゾット目当てで暗殺チームに入ったといっても過言ではない)リゾットにこっそりと片思いしている女主。だが、当人にはアタックできずに最近はモヤモヤしている。そんな夢主にリゾットと二人きりになれるラッキーチャンスをあげて欲しい』というリクエストから書かせていただきました。

 ・夢主→リゾットを目当てで〜という事で、自分の身元を明かそうとしなさそうなリゾットが、『パッショーネの暗殺チームリーダー』というのを夢主が知るには、相当な調べがいるだろうと思い、ストーカー気質があるけれど臆病な所もある子にしました。
 最初は組織側から『情報解析チーム』を進められそうになったのを、『暗殺チームがいいです!』と立候補した。

 ・リゾット→暗殺チームリーダー。実は夢主がコソコソと自分の事を調べているのは、気がついていた。始末する対象にしようか夢主を調べた所、ただの一般人でおまけにマスコミ関係の仕事でもなく、殺意とか害を感じられなかったので少し泳がしていた。夢主がチームに来た時は心底驚いたし、警戒していた。だが、なんだかんだで優秀で気が利く性格のせいか特にお咎めなし。自分と話していると顔を真っ赤にしたりするのは、緊張or赤面症か?とペッシのようだと勘違い。

 ・ホルマジオ→夢主がリゾットの周りをコソコソ調べていたのをリゾットから相談された事有り。『害がなさそうなら少し泳がせとけよ。意外にもファンじゃあねぇの?』的な事をアドバイスしてそう。夢主がチームの加入後、ホルマジオも驚いていたが夢主がリゾット相手に話している時の言動で、片思いしている事を勘づく。

 ・今回名前無しの夢主の友人(モブ)がちょいちょい出ますが、もともと一般人だったのだから、そういう恋バナとかする友人がいても、可笑しくはないかなぁって。
 ・書いている途中、どういう流れでリゾットと二人きりにさせようかって考えた時に、スーツ姿のリゾットは絶対カッコイいと思ってそれを使う。→ちょっとしたロマンスを生み出したくて、夜の散歩という感じにしました。
 ・夢主が勇気を出してリゾットに近づくのは、そうせざえる為にホルマジオに協力してもらいました。はっきりとした事は言わなけれど、ビシッとお尻を叩く必要もあったかと思います。
 


2019/10/11 20:20




リクエスト話『悋気は人を狂わせる』 /リクエスト小説


 ・今回のリクエストは、簡潔に『アバッキオとの病甘裏夢』と表記してありますが、実際のリクエストはこちら↓

 【・夢主:護衛チームの紅一点。髪と瞳は、プラチナブロンドにも似た色素の薄いブロンド(煌めく薄いクリーム色)。天使のように美しい風貌。
      性格:純粋無垢が似合う心優しく、ギャングとは思えないほど甘く柔和。
         だが、闘争心がないわけではなく正義感が強いスタンド使い。
      チームの癒やしで、妙齢の処女。
  ・アバッキオ:(なるべく)原作のような格好いいアバッキオ。 

 ・話の流れ→アバッキオのヒロインへの片思いから始まり、自分の知らない男と仲良げにしている姿に嫉妬し、どす黒い気持ちを募らせ狂行に走ってしまうが、最後は両思いになる甘いお話】という事でした。
 
 これをベースに話を書かせていただきました。出来上がった話を見て、原作通りの格好いいアバッキオの描写と、夢主の甘く柔和な部分が書けていなかったのが心残り。

 ・護衛チームにとって夢主は、恋人としての対象にはならないが、癒やしであり、姉のような存在でもあり、頼りになるけど守りたくもなる存在でもあるから、普段はガッチガチのガードをして、綺麗な薔薇に寄ってくる男たちを始末していた。
 ・アバッキオは夢主に片思いをするのと同時に、自分の手の届かない存在感に気持ちが焦っていた所もあったので、他の男への嫉妬から病むまではあっという間だった。
 ・夢主がアバッキオの部屋に、疑いもなしに上がりこんだのは、そういうのに関して全くの未経験でもあったし、仲間であるアバッキオに絶対の信頼を持っていたから。
 ・最後は甘いか?と言われると甘くはないかもしれない。信頼をズタズタにされたように裏切られたショックで、『アバッキオが私を無理やり抱いたのは、私をこんなにも愛しているからだ』と脳が自衛本能を発揮して、アバッキオの好意を受け入れてしまったから。正気になった時に、気が狂うのが怖いってのもあるかもしれない。事後は、ちゃくちゃくとアバッキオの色に染められ、口紅やマニキュアはお揃いのものを使う事になった。そんな夢主の変化にフーゴは気がついていたが、彼は賢いが臆病な部分もあるので見て見ぬ振りをしている。
 なるべくお願いされた部分を、文に反映できるように頑張った話です。でも、病み話は書いていて楽しかったです。


2019/09/25 01:36




リクエスト話『その両手は添えるだけ』 /リクエスト小説


 『メローネから日本では、こんなのが流行ってると教えてもらったギアッチョが(日本人)夢主に壁ドンをする』という、リクエストから書かせていただきました。
 
 夢主→お馴染みの暗殺チームの紅一点。ギアッチョの恋人で、日本人だけどイタリア語が流暢なために、日本人だということを忘れがちにされる。彼氏ができれば彼氏一筋だが、大好きでも睨まれたり怒られると極端に怖がりになる。

 ギアッチョ→毎日の日課は、筋トレとランニング。趣味の一つには読書がある。
       律儀で不器用な所がある。(私の偏見)

 ・壁ドンをするという話ですが、ただ単にストレートに壁ドンができても話がそこで終わってしまいそうなのと、私の個人的な考えでギアッチョは不器用な所ありそう(スタンドの精密動作Eだし)。という事で、一度失敗してもらいました。
 ・メローネから教えてもらうということもあり、彼も結構登場しました。メローネはどちらかと言うと、二次創作の明るい感じよりもアニメよりのマッドサイエンティスト風でたまにふざける感じかなと。基本的に恋人の甘い雰囲気を感じたりイチャツイているのを視界に入れたり、惚気話を聞くのは心底興味ないが、仲間であるギアッチョと夢主の場合だと少しばかり協力してあげようかなっていう面もある。ギアッチョが壁ドンを盛大に失敗している所は、本当に面白いと笑っていたけど、夢主の逃げっぷりを見てギアッチョに悪いことしたかなと少しだけ反省していたり。
 
 ・話の終盤は、メローネが夢主からギアッチョについて相談を持ちかけているところに、ギアッチョ帰宅。思わず逃げそうになる夢主を捕まえて、無我夢中にお手本のような壁ドンをするギアッチョ。なんだかかんだ仲直りするが、ギアッチョは自分がちゃんと成功したことにも気が付かないし、夢主は実は母国の流行りを知らず壁ドンされていることに気がついていない。そんな二人に呆れるが、茶化さずに静かに時間が過ぎるのを待った。という終わり方です。


2019/09/16 01:54



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