道化の微笑
我は汝を死せしむ
崩壊した純潔
食べてあげるよ
貴方のことをずっと覚えています
傍にいるよ
忘れてしまいたいのよ
我慢は体に毒だもの
廃墟で眠るのはどうか
醜いと嘲笑って
貴方になら殺されても
突き刺して
蹂躙す
伏す陽炎
痛みすら忘れていました
神経切断しちゃった
目玉を抉り出してあげようか
堕胎した孤独
心臓を捧げましょう
子宮からこんにちは
足をもぎとって見せようか
心を射る
誰かが呼ぶのは私の名前
読書家ですから
詐欺師だもんね
恋人と紹介したいのに
貴方の顔を見るのさえ雨が邪魔するの
記憶に栞を挟めたら
触らないで、もう