リヴァイヴ

「ちょりーっすわたしマリー、今あなたの後ろにいたりとかしますます」

『メリーさんですよ、タイプR35』

「パーファシーになっちった」

『用件は何ですか、マリーさん?』

「今日宇宙に一旦戻ってくるんでしょ、アロウズ土産買ってきておやつとか」

『そんな事なら通信じゃなくて干渉してくれたら良かったのに』

「干渉したらバレちゃうでしょ、メリーさんは脳量子波使えないんだから!」

『マリーさんは使えますけどね』

「上手いこと言ったつもりか」

『…で、つまり、だから端末のカメラにずっとデヴァインの足を写してる訳ですね』

「残念、この子はわたしの執事用のブリング45号だもん」

『それは残念、サイズで推定したんですが』

「45号も待ってるんだよ、おやつー」

『バナナはおやつに入りますか』

「バナナはデザートだばーか、おやつ代は全部菓子に当てろ!」

「じゃあ300円までですよ」

「ハーゲンダッツで終わっちゃうじゃない!」

『練りあめ300円分』

「ブリングの手筋肉痛だよ明日」

『1日で食べるからじゃないですか? そもそも自分で練りなさい』

「だってあれ、自分でやったら白くなる前に誘惑に負けるもん」

『…………。とりあえず、ここの土産なんてないです。諦めて下さいマリーさん』

「アロウズ饅頭ないの」

『ある訳ないでしょう』

「ケチだね国際軍隊なのに!」

『その軍隊に何求めてんですか!』

「土産菓子?」

『普通のお菓子ならありますよ、コンビニ入ってますから』

「軍にコンビニ!!!レジの人どんな!!!!」

『はい切りますからねばか』









(もしもしリヴァイヴわたしマリー違ったメリー、チョコたべたい)
(既にレジ通してます)
(さすがわたしの嫁!)
(はい切りますよーばか)



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