センチメンタル少年4


ゼラが目を見開いて俺の顔をみる
調度、西日が当たって眩しいのと
勢いで自分の馬鹿みたいな気持ちを口走ってしまったことが
恥ずかしくなってきて頭の芯が熱くなって思わず顔がを背けた


「タミヤ君、君は本当に馬鹿だな、本音が漏れてるよ」
ため息混じりのゼラの声

「うっせー解ってるよ馬鹿なことなんて」

ああなんだか泣きそうになってきた
少し声が上擦ってきた
これってセンチメンタル咲き乱れ
あの告白した女の子達はこんなに辛い思いをしたんだろうか…


「何も泣くことないだろう?」
ゼラは俺の顔を見て少し驚きの表情をして飽きれたように言葉を返した


「それに僕は君の気持ちを否定してる訳でない」



「知ってるさ、タミヤ。
君は僕が好きなんだろう?」



2009/12/34/Web

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