風紀委員長×会長 前編


下品かつ、王道転校生一派が酷い目にあう話です。


転入生のせいでここ最近学園の雰囲気がおかしいのは俺も分かっていた。

副会長・双子書記は転入生と遊び呆け、仕事をしているのは俺と会計2人だけ。

まあ、俺が優秀だからか、3人いなくても何とでもなるけど、仕事もしないのに生徒会の特権だけ使われるのが許せないので、会計とあいつら首にしようぜと話しをしてたところに。


副会長・双子書記・マリモだけならいつものことだが、あいつら4人の後ろにそいつらの親衛隊か?とガラの悪そうな連中10数人が生徒会室に入ってきた。

見覚えがないので、俺と会計の親衛隊ではない。

俺と仲の良い会計の親衛隊メンバーなら顔くらい覚えている。


カードキーがないと入れない仕組みになっているので、入れたのは副会長か双子書記のどちらかということになる。

が、あの3人の表情を見ると、好きで入れたわけじゃなさそうだ。

おそらくカードキーを奪われてここまで連れてこられたが、正解だろう。


「何の用だ?ここは部外者は立ち入り禁止なのは知ってのことだろう?」

部外者禁止なのは知っているか?など馬鹿なことは聞かない。そんなことは誰もが知っていること。

何の為にここに侵入してきたかを問いかけた。彼らの表情からは良い答えは想像できなかったが。


「会長様、僕たちずっと我慢してきたんです。あのマリモがやってきてから……ずっと支えてこようと思った方々があんな風になってしまって。もう我慢するのをやめました。で、相談して決めました。僕たちで生徒会の皆様を輪姦しようって」

「俺と会計は関係ないだろ……?」

俺たちはちゃんと仕事をしていたし、失望させることはしなかった。

「連帯責任です。と言いたいところですが、協力して下さる彼らが、会長様や会計様も味わってみたいと言うので」

完璧な巻き添えだろ!

こいつら何人いるか?17人……こっちの戦力は、副会長・双子書記・マリモはすでに拘束されているので、会計だけだ。会計は、全く強くない。平手打ち一発でも気絶しかねない。

17:1は流石の俺も勝てないだろ。説得しようにも目がこいつらイカレテいる。

先手必勝と会計の手を握り、逃げ出そうとするが、捕まってしまった。

5人に取り押さえられたら勝てるはずもない。

俺は下半身をむき出しにされ、大きく足を広げられた。

屈辱とかそういうレベルではもうない。


「うわー会長様の穴、超使い込まれている感じ?こんな顔してネコなんだ」

「マジ?本当!処女だろうって期待していたのに!」

「年季入ってる中古品だったなんて、がっかり。処女の初々しさとか、全くねえし。赤黒くって、ゆるそう」

「ガバガバだろ?」

「性病とかありそう」


俺無茶苦茶言われている。

否定のしようがない。使い込んでいるのも、年季が入っているのも事実だから。性病だけは断固否定するがな。


副会長も書記も処女だって、あっちをやろうぜ!みたいに、矛先が副会長も書記にいった。

やった!すごい屈辱的なことを言われまくったけど、俺に興味がなくなったらしい。

友人の会計は?と見ると、会計は気を失っている。弱いからなあいつは。

俺と同じく下半身丸出しにされてたが、あいつの恋人が貞操具っていうのをはかしていたらしく、できねーって悔しがって、副会長や書記、マリモに群がって行っていた。

俺は気付かれないように、少しづつ数分に数十センチくらいのスピードでずり下がって行って、やつらの見えないところまで隠れると、携帯で助けを呼んだ。


その間、副会長や書記、マリモの悲鳴が聞こえたが、俺1人で助けられるわけないから、無視していた。


|

[しおりを挟む]
[Back]



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -