「んっ恭ちゃんっ……気持ちいい。もっと奥まで来て?」
俺は良いけど、本当に玲人は気持ち良いのか?俺はやられたくない。俺も入れるほうは気持ちが良いといえばいいんだけど、怪我させないように気を使うから無茶苦茶気持ちよくてたまらないとかは思ったことが無いけど。でもそういうんだったら舜一とのほうがもっと気持ち良くないがな。
「恭ちゃんっ…恭ちゃん。大好きっ…」
こんなに好きだって言われると多少申し訳ない気もするんだよな。俺がそういう気持ちが持てないってことに。可愛い幼馴染なんだけど、趣向を変えてまで抱いてやるくらいには大事にしているんだけど、そういう意味では一生愛せそうも無いのが、多少申し訳ない。
終わって身体を玲人から離して、ベッドに横になると、その上にに玲人が乗っかってきて抱きついてきながら、キスをして離れない。
「どけ!次は俺の番だ!何時まで恭介にくっついているんだ」
玲人を転がすと今度は舜一が俺に圧し掛かってきた。まあ、順番だからな。舜一も大人しく?待っていたし。
「ちゃんとお前もやらせてやるから。ほら、こいよ舜一……って、いきなり、かよ!」
足を舜一が開かせて前戯もなしで、行き成り挿入をしてきた。慣らしていたからいいが、少しは事前にもうちょい前戯くらいいるだろ。
「大人しく待っていて我慢が聞かないんだよ!今は大人しくやらせてくれ!」
まあ、待たせたし、仕方が無いかと思いながら、入ってくる違和感に耐えた。顔を横にして歯を食いしばっていると、玲人は同じようにベッドに横になりながらやはりガン見していた。
「玲人……お前同じ部屋にいるだけで良いって言っただろ。あんまり見んな……」
やっているところを見られるより、やられているところを見られるほうが、やはり羞恥心を感じる。だって、男に性器突っ込まれているところだぞ?
「何で、恭ちゃん、舜一の全部入れないの?」
こいつ、さっきまで舜一のこと殺す殺すとナイフ持っていたのに、舜一と俺がセックスしているのは平気なのか?無邪気にガン見しながら、一番よく見てんのはそこかよ……
「痛いし気持ち悪いから」
でかいんだよ、舜一のは。
「一番初めのときに無茶苦茶やったせいで、全部挿入するなって禁止令が出てるんだよ」
あの時は滅茶苦茶にやられたしな。血も出たし、あれ以来舜一には全部入れたら殺すと言ってある。
「俺、恭ちゃんの全部入れられると凄く感じるよ。もっと奥まで犯して欲しいって思うの。きっと恭ちゃんも全部いれてもらったら気持ち良いよ」
「おい……俺は嫌なんだよ。舜一が入れて良いのは半分までって決まってんの。だいたい、舜一の入れられて気持ちいいなんて思ったこと無いんだからな」
「え〜……でも、一番初めは無理矢理だったし慣れてなかったから仕方が無かったんだし、今は舜一のちゃんと半分でも入っているんだから、大丈夫だよ。っていうか、中途半端だから前立腺とかまで行ってないんじゃない?だから気持ちよくなれないと思うんだ。全部入れさせて上げなよ」
「さっきまで敵対していたくせに、何舜一の味方をしてんだよ!」
「だって……俺の恭ちゃんが舜一に犯されて喘いでいるところ見てみたい」
「アホか!もう黙ってろ!舜一もさっさとイケ!」
早く舜一に終わって貰わないとこの玲人のガン見は終わらない。