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2016/02/29 

##amz_B0040NODKG#S#

長いこと表ではN田さん語りで壁打ちをしながら、裏ではこれを見ては……アクセスを見るたび、その気持ちは自分だけではないという確信で堪えられた。なぜ他を脇に置いても三次サイトを続けようと決めたのか、二年前には理解できなかったんですけど(銀二貫同人の最初の公開は突発ブログでした)、本当にやっててよかったと心から思います。

鬼平放送時はこんなことになるなんて考えもしなかったから。「希望があるうちは胸ひとつでやっていこう」という気持ちで封印してました。

T川さんとS見さんの共演作で、放送時の日記も実は残っているんです。同人ルールギリギリのところで極力隠れてやっていることもあり、記事自体ほとんど読まれることさえなかったため、銀二貫の放送時はすっかり忘れていました。

芸術的な内容までも腐り読みで蹴落としてきたゆえの葛藤である。誰かを傷つけるような内容で書いていたら大変申し訳ないです。これからも生暖かく心優しい目で見守ってやってください。

……で。懲りずに腐読み感想↓





我が家仕様でキャスティング紹介から。鬼平の主要人物ついては省きますが、

T川さん→圓右衛門(親分)※すみません。漢字が出ない。
S見さん→捨五郎

K江敬三さんとのやり取りが一番胸にくるのでそのあたりをいつか打ちたいけど、今じゃないという気がする。すみません。

親分を裏切って密偵になる→親分にバレる→罠を張るが親分は捕まえられず捨五郎は死ぬ→しばらくして親分がノコノコとやってくる→親分御用。

というのがあらすじです。

「捨五郎はたぶん死ぬな」「鬼平だし十中八九死ぬ」「きっと杖でもって華々しく立ち回って死ぬんだろうね」「にしてもT川さんあの年齢で三回濡れ場とか」「役者魂やな」「エロいな」

という家族観賞時の身も蓋もない予想と野次を裏切り、次のワンカットで気がついたらサクッと死んでいた捨五郎。あとに遺される傷ついた杖。見事という他ない演出でした。殺陣があったらそこまで印象には残らなかったはず。

今調べたらリメイク(?)なんですね。完全にN村版世代なんですが、観ようがあるのだろうか。京都チャンネルが時代劇をやらなくなったら、ケーブルの時代劇チャンネルも検討しようかな、と思ってるんだけど。

過去の日記を振り返ったところ、「ガッツリ痴情のもつれ落ちだった」みたいな解釈をしてるので(浅いぞ! だから腐女子が日本の芸術を駄目にするとか言われるんだぞ!)と自分に対して思いました。

「捨五郎取られたわ……俺のほうが絶対いい男だわ……。馬鹿じゃないの良くしてやったのにあのバカバカ!」

と親分が腹立ち紛れに鬼平に粟を吹かせる。せっかく成功したのに一年後わざわざ戻って

「一回だけじゃおさまらんわ捨五郎のアホ。俺のほうがいい男だわ(まだ言ってる)。もっぺん泣きを見せたるぜい!」
「ハイ、御用!」
「アイヤー」

というのが、その概要。男として傷つけられたプライドとか、厚意を無にした捨五郎に対する腹立ちと執着というか、素直に「俺の勝ちね。勝ち逃げするね!」と諦められなかったところに、親分の人としての弱さと嘲りと復讐心が入り交じって葛藤を呼んでいるのだろうなと。葛藤しなさそうだけど、本気で驚いている感じが完全に「捨五郎? ホント? マジで? ショック!」というノリなので。

必要以上のことは何も言わない捨五郎のかっこよさ。機会があればご覧……親分についてしか話してないって? あんな素敵な妙に色っぽいS見さんはそうそうないので、肝心のところは胸に秘めておきたいの! それが乙女心というもの!

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