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2015/04/10 |
☆登場人物 ◎陪審員1号 女子高の体育教師40歳。昔は肥満児だったが少食だった。冒頭でこっそり自分のヤクルトも勘定。過去に陪審員経験のある唯一の人物。進行役としてどちらにも組みさず、淡々と無罪を主張していたが、個人的な理由があった。終盤では執行猶予つきであればとあっさり意見を曲げた。 ◎陪審員2号 嫁に逃げられたサラリーマン28歳。昔は肥満児で大食漢だった。当初は無罪に手を上げたが、反対意見が一切なかったことから急遽意見を曲げて有罪を主張。十二人を引き止めることに成功する。 ◎陪審員3号 アル中の喫茶店店主49歳。何かと注文を取りたがったり、決を取るための紙を自作したり、内向的だが参加の意志がないわけではない。 ◎陪審員4号 小心者の元信用金庫職員61歳。一見周りに追従して見えるが、実はこの人だけが最初から最後まで被告人は無罪だという意見を曲げなかった。終盤で「女性に怒鳴るな」とかっこいい面を発揮。 ◎陪審員5号 メモ魔のキャリアウーマン37歳。「嘘を見破ることができる」と言ったが、9号に自分は歯医者か否か見破れと言われ間違えた(しかし実は歯医者であった)。9号の理論を聞いて無罪から有罪に変えたが、9号が手を引くと彼をより敵対視した。 ◎陪審員6号 最初から最後までやる気ゼロの会社員34歳。仕事人間。とにかく早く帰りたいので、正直どっちでもよい。 ◎陪審員7号 べらんめえ口調の職人32歳。田舎に帰ればいずれ自分のものになる山まで持ってるがモテない。被害者と共通点が多いのに、相手はかなりモテていたためコンプレックスがある。前半はよく口を挟むが、後半は拗ねてしまい一切口を利かなくなる。 ◎陪審員8号 29歳主婦。五歳のゲンタという息子あり。旦那によく「死んじゃえ」くらい言うと発言。得意技は無罪と有罪の間を取ったムウザイ。 ◎陪審員9号 実は歯医者で開業医だったが、銀行員だと偽っていた51歳。10号の理屈に乗るフリをして議論を引き延ばし、そちらに賛同者が出た途端に意見をひっくり返した。後半は有罪を立証するのにかなり横暴な言動をする。トイレに二回行って12号に「おたく近いね」とからかわれる。 ◎陪審員10号 気弱なクリーニング店主50歳。かなりの天然である。煙草に噎せたり、責められて鼻血を出したり。論理的なことはよくわからないが無罪を主張。2号のスーツのほつれを直してやったりしつつも、性格が歪んでるとまで非難。 ◎陪審員11号 本業は役者だが弁護士だと嘘をついていた。前半は全く議論に参加しない。 ◎陪審員12号 仕切りたがりの大手スーパー課長補佐30歳。1号に最も近い席で論理的に事を進める。かなりのおしゃべり。 ◎守衛 行ったりきたりする陪審員たちに首を傾げるが、淡々と守衛としての仕事をこなす。ピザの出前を頼むときはキレた。 ◎ドミソピザの店員 早い、安い、旨いが特徴のピザ屋。外部からの唯一の人間。 |